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考察大好き人間による映画の感想・考察記事を書いています(*´ω`*)

映画『竜とそばかすの姫』の感想・考察 竜としのぶの想い&すず(ベル)の好きな人

竜とそばかすの姫

 

電脳世界と現実両方での出会いと成長を描いた映画『竜とそばかすの姫』。

 

多種多様で濃ゆいキャラクターたちとストーリー展開で好みは分かれそうですが、電脳世界での映画『美女と野獣』っぽさと楽曲は良いなと感じる映画でした。

 

どちらかといえばストーリー性や過去を持った、多種多様なキャラが登場する映画がお好きな方におすすめ!

 

 

映画『竜とそばかすの姫』の作品情報

 

あらすじ

田舎で父親と暮らす平凡な女子高生/すず。

 

母親が増水する川で溺れかけている少女を命がけで救い他界しており、そのことがトラウマになって、幼い頃から音楽が大好きだったのに歌えなくなっていました。

 

毒舌な友達/ヒロちゃんとおしゃべりしながら…孤軍奮闘するカヌー部員/カミシン、みんなのアイドル/ルカちゃん、心配性の幼馴染/しのぶくんを遠くに眺める日々。

 

そんなある日、すずは友達のヒロちゃんから『U』に招待されます。

 

生体スキャンによって自動生成された仮想世界での分身/AS(アズ)によって人生をやり直せる、もう1つの現実世界ともいえる究極の仮想世界/U(ユー)。

 

ためらいながらも『ベル』という名前で登録すると、なぜか美しいルカちゃんそっくりの見た目と、自分と同じそばかすを持つアズが生まれました。

 

Uの世界に入ったベルはさっそく思いのままに歌い始め、厳しい意見もありましたがクリオネ型のアバターだけは「きみは素敵」「きみはキレイ」と褒めてくれます。

 

そのことをきっかけにすずの中で何かが良い方向に変わり始めていた頃、ベルの歌がネット上で様々な編曲を受けて広まり、大人気になります。

 

現実世界のすずは所属する合唱部でもまだ思うように歌えずにいましたが、昔と変わらず心配してくれるしのぶくんのことは少しだけ突っぱねるようになっていました。

 

しかしルカちゃんとしのぶくんが仲良くしているのを見るとモヤモヤ。

 

思い通りにならない現実世界と違ってUのベルは順調で、ヒロちゃんのプロデュースもあって個人ライブを開催していたのですが、そのライブに突然の乱入者が…。

 

予告動画


www.youtube.com

 

動画リンク

 

映画『竜とそばかすの姫』の感想

 

【面白ポイント】

  • 歌がグッとくる
  • 美女と野獣っぽい
  • 個々のキャラクター性が強い

 

歌がグッとくる

今作を観る前から主題歌『U』だけは好きで、YoutubeでMVを頻繁に見たり聴いたりしていたのですが…U以外の曲も良かったですね。

 

映画冒頭でUに入ってすぐベルが歌う『歌よ』という曲とか、何というか心に残るものがあって良かったです。

 

歌えないことに悩んでいて主人公っぽさもあるし、自分のために歌ってくれているみたいというUの住民にも共感できるものがありました。

 

「どこが良い?」と聞かれると明確に答えるのが難しくはあるのですが、ブワッと鳥肌が立つような…おぉ!っとなるような、なんとも心にグッと来る歌でしたね。

 

ただテイストとしては暗めというか、どちらかといえばネガティブな印象も受けるようなしっとりとした曲が多かったように思うので…好みは分かれるかもしれません。

 

私は好きでしたけども。

 

もちろん繊細で鮮やかな映像も素晴らしかったのですが、個人的には今作の1番気に入っている点は音楽・歌かなと思います。

 

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歌よ

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美女と野獣っぽい

タイトル的にも予告動画的にもディズニー映画『美女と野獣』っぽいなとは思っていましたが、実際に観てみるとやはり似通った部分が多かったかなと思います。

 

お城のイメージ・竜のセリフ・ダンスシーン・ガストンみたいなジャスティンなどなど、美女と野獣を連想させる感じは強かったですね。

 

ただそれはそれで良かったと言うか、むしろ狙って寄せていたのではないかなと感じました。

 

美女と野獣を連想させるシーンって、仮想世界/Uでの出来事だけなんですよね。

 

仮想世界って誰しも夢見がちというか、現実とは違った物語のようなキラキラしたものを求めがちだから主人公がそう振る舞っていたのかなと。

 

あこれが・人生で1度はやってみたかったシチュエーションを仮想世界でやっている感じがあって、個人的には逆にリアルさがあって良かったかなと思います。

 

現実世界でも美女と野獣っぽさがあるっちゃありますが、基本的にすずの方が臆病・他人との関わりを避ける野獣ポジなので…そこまでメルヘンな感じではなかったかな。

 

ヒロインが守られるだけじゃなくて、ヒーローのように立ち向かうっていうのは良かったと思います。

 

今作は美女と野獣っぽいということで低評価もあるようですが、個人的には美女と野獣っぽさが逆にリアルさを出していて良かったように感じました。

 

 

個々のキャラクター性が強い

今作はたくさんのキャラクターが登場するにも関わらず、個々のキャラクター性が強いのがすごく印象的でした。

 

ベルとすず・竜とけいくん・しのぶくん・カミシン・ルカちゃん・ジャスティン・父親・母親・合唱部の人たち・Uの世界にいるアズなどなど。

 

全てのキャラクターに個性・キャラクター性・過去・ストーリー性みたいなものがあるし、何というか細田守監督っぽいキャラクターでしたね。

 

ベルとすず・しのぶくんは映画『おおかみこどもの雨と雪』の母親/花っぽさがあるし、竜とけいくんは『バケモノの子』の敵対者/一郎彦っぽさがありました。

 

すずの周りにいる友達・合唱部の人たちは『サマーウォーズ』の親戚の人たちのもっと濃ゆい版って感じだったかな。

 

とにかくキャラクターそれぞれに印象的なストーリー性・個性・主人公との関わり方があって…すごく濃ゆかったです。

 

キャラクター性が強いおかげでそれぞれに共感できる部分があったり、細田守監督の他作品が観たくなるような魅力が詰まっていたりして良かったのかなと思います。

 

ただ正直なところ、それぞれのキャラクター性が強すぎて追いつけないと言うか…胃もたれ気味になってしまう感覚がありました。

 

あっちにも共感してこっちにも共感して、こっちに共感している間に他のキャラクターのストーリーが広がってと『共感』が追いつかない感じ。

 

そしてキャラクター性が強すぎるがために、メインストーリーにまで頭が追いつかないというかついていけない感じがありました。

 

キャラクター性が強いのは面白いんだけど…ちょっと要素過多で惜しい感じがする映画だったかなと思います。

 

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映画『竜とそばかすの姫』の考察

 

【考察ポイント】

  • すず(ベル)の好きな人
  • しのぶくんとけいくん(竜)の想い
  • けいくんの父親と助けられた子ども
  • 川ですずを止めた子ども
  • クリオネのアバターの正体
  • ジャスティンの正体
  • 竜の城にあった女性の写真
  • すずの母が川に飛び込んだ理由
  • ベルの正体がバレていた理由
  • けいくんのその後

 

すず(ベル)の好きな人

すずが恋愛感情として好きなのは幼馴染のしのぶくんで、けいくん(竜)のことは保護しなければいけない子どもに向ける感情だったのではないかなと思います。

 

すずは6歳の頃に「守ってあげる」と言われた時からずっとしのぶくんのことが好きで、バスケをしていれば見るし、話すときは赤面してモゴついてばかりいました。

 

そしてルカちゃんとおしゃべりしているときにも「好きな人はしのぶくん」という会話があったので、しのぶくんのことは恋愛感情として好きだったのだと思います。

 

対してけいくんのことは、好きだけど恋愛感情ではないのではないかな。

 

最初は家族の影響で心に傷を抱える者・電脳世界で話題を呼ぶ者同士として惹かれるものがあったのか…。

 

すずが竜にキスしようとしていたことを思うと、好意はあったのでしょう。

 

ただラストでのしのぶくんへの態度とけいくんへの態度を比較すると…けいくんへの『好き』は恋愛感情ではなかったのではないかなと思います。

 

高校生だし、好きという感情が恋愛感情なのか母性のようなものなのか判断できなかったと言うか…吊橋効果のようなもので恋愛感情だと錯覚していたのではないかな。

 

ベルの竜に向けた歌も恋の歌というよりかは、心の内を見られたくない自分とけいくんのことを重ねている感じがしましたし…。

 

ラストでけいくんを想って歌っている時には、川で溺れる子どもを助けようとする母親のことを思い出していました。

 

そう考えるとけいくんとは同じような心の傷を持った同士であり、母親と同じように保護しなきゃいけない子どもという感情を向けていたのではないかなと思います。

 

母性とか正義感ともまた少し違った、年下のこどもを助けたい・守りたいという自分の信念を突き通したいというような感情だったのではないかな。

 

なのですず(ベル)が好きなのは、あくまでも幼馴染のしのぶくんだったのではないかなと思います。

 

しのぶくんとけいくん(竜)の想い

しのぶくんもすずのことをずっと気にかけていて度々声を掛けていたことを思うと、恋愛感情に近い好意はあったと思います。

 

ただ幼い頃の想いに引っ張られて、恋人に向ける感情というよりかは父性愛のような『か弱い子を守らなきゃ』という感情の方が強かったのではないかな。

 

だからしのぶくんの中では守ってあげたいという感情が先行して、恋愛感情か否か自分でもはっきりしなかったというかわからなくなっていたと思います。

 

しかしすずが1人で素顔のまま歌って、けいくんのところまで助けに行って…強くなったのを見て、守ってあげなきゃという縛りをやっと解くことができたのでしょう。

 

だからしのぶくんはすずに対して好意はあるけど恋愛感情かどうかは分かっておらず、これからその判断をしたり恋愛関係に進んだりしていくのではないかなと思います。

 

けいくんのすずに対する想いは母親に対するものに近いと言うか…年上に向ける尊敬・感謝みたいなものに近くて、恋愛感情の好きではないのではないかな。

 

14歳だとまだまだ幼いですし、父親に虐げられ続けていたことで恋愛に向かう余裕がない可能性が高いでしょうし。

 

またベルが竜にキスをしようとした時、竜がギュッと目をつぶっていたのが緊張というよりかは恐怖に近いものがあったように感じました。

 

ベルが怖いんじゃなくて、その好意が怖い・わからないことが怖い…みたいな感じ。

 

だからけいくんの好きは幼さ故に恋愛感情ではなく、尊敬・感謝といった母親や年上に対する好意に近いものだったのではないかなと思います。

 

けいくんの父親と助けられた子ども

個人的にはすずの母親が川で助けた子どもは、実はけいくんたちのお姉ちゃんだったのではないかなと思います。

 

けいくんの父親は子どもが嫌いというよりも、支配したい・閉じ込めておきたい・縛り付けておきたいみたいな感情が強かったように感じました。

 

なのでもしかしたら過去に子どもが言うことを聞かなかった・外に出したために、危険に晒した経験があったのではないかなと。

 

そう考えると川で助けられた子どもと重なる部分があったので、あの少女は年齢的にけいくんのお姉ちゃんだったのではないかなと思いました。

 

すずの住む田舎にやってきていたけいくん一家…というか、けいくんの母親と姉・けいくん・弟/ともくんの3人で帰省していたのではないかな。

 

そしてお姉ちゃんが近所で遊んでくると出ていったときも、近所だから特についていかずに送り出した結果…川で溺れかけ、すずの母親が命がけで助けてくれたのでしょう。

 

もしくは幼いけいくんやともくんの世話をつきっきりでしている間に、お姉ちゃんが勝手に実家を出ていったのかもしれませんね。

 

あの現場に親がいたのであれば、すずの母親より前に川に飛び込むか泳げないなら「あの子を助けて」と騒ぐだろうから…あの現場を思うと誰もいなかったのだと思います。

 

だから母親が川での出来事を知ったのは、警察に保護されたお姉ちゃんが帰ってきた後だったのでしょう。

 

けいくんの母親はすずの母親が犠牲になったことに責任を感じ、さらにそのことを夫であるけいくん父に激しく責め立てられ…逃げるように離婚したのではないかな。

 

けいくん・ともくんは父親が「お前には任せておけない」とでも言って引き取り、お姉ちゃんの方は母親が引き取って出ていったのでしょう。

 

そして息子たちのことは、他人の命を奪ってしまった姉の二の舞いにはしまいと厳しくしつけていた結果…虐待になっていたのではないかな。

 

父親の罵りには「言うことが聞けないなら、他人に迷惑を掛ける前に消えろ」「ルールを守れない奴に価値はない」という意味が込められていたのではないかなと思います。

 

お姉ちゃんはもしかしたらほとんど家にいない父親に懐いていなくて、父親は嫌だ・怖いと拒否したために母親側に行ったのかもしれませんね。

 

そのことがあったから現在ではけいくんの父親は在宅での仕事に切り替えて、ともくんの歌声が気になると文句を言っていたのではないかな。

 

あとネット動画のインタビューで「私達3人家族です」と父親が堂々と言っていたことを思うと、離婚に『自分には非がない』と思っているように感じました。

 

だからお姉ちゃんが川で溺れかけてすずの母親に助けられたことをきっかけに、けいくんの父親は妻を責めて、離婚に至ったのではないかなと思います。

 

川ですずを止めた子ども

母親の後を追って川に入ろうとする幼き頃のすずを掴んで止めたのは、幼馴染のしのぶくんだったのではないかなと思います。

 

幼馴染ですし、もしかしたら家同士の付き合いがあって川にも一緒に遊びに来ていたのかもしれませんね。

 

そして自分が守るからという宣言通りに、危ない場所に近づくすずを一生懸命に止めていたのではないかな。

 

話の流れ的にけいくんか?とかも思いましたが、けいくんとすずの年齢差が2〜3歳はあると思うので体格的にあれはけいくんではないと思います。

 

クリオネのアバターの正体

Uの世界で初めてベルに声を掛けてくれたクリオネのアバターは、けいくんの弟/ともくんだったのだと思います。

 

ほわほわしたキャラ・真っ白な見た目がそっくりですし、クリオネを竜が大事そうに抱きしめるシーンもあったのでほぼ間違いないでしょう。

 

ともくんはちょっとぼんやりしたところがあるというか、あまり感情を表に出さない感じがありましたが…生まれつきなのか、父親による虐待の影響なのかは不明。

 

ただ虐待によって感情を失う・コミュニケーション能力の低下・距離感のズレが生まれることもあるらしいので、後天的という可能性もありそうですね。

 

あと昔何かで聞いたけど、虐待を受けている子供の感情を失った目を『凍りついた瞳』と言うらしいから…北極に住むクリオネと通ずるところがあるのかなと。

 

そういったところも含めて、クリオネアバターの正体はけいくんの弟/ともくんだったのではないかなと思います。

 

ジャスティンの正体

ジャスティスのリーダー/ジャスティンの正体は、けいくんの父親だったのではないかなと思います。

 

けいくんの父親は自宅で仕事をしているようなことを言っていたし、ジャスティスとしてUの世界でスポンサー契約をして稼いでいたのでしょう。

 

そう思うとけいくんとともくんが生きるのに精一杯ぽいのに、Uをやっていたのは父親の影響があったのではないかなと思います。

 

父親に招待されたとかではなく、父親を理解したい・何をしているのか興味があるという想いでUを始めたのではないかな。

 

あとジャスティンが異様に竜に固執していたのも、Uにとって邪魔な存在だからというだけでなく、けいくんと似たものを感じ取っていたからではないかなと思います。

 

反抗的な目・思い通りにならない言動の感じがけいくんとそっくりだからこそ、ジャスティスとして竜を追いかけ続けていたのではないかな。

 

ジャスティスが竜に固執していたこと、言動的にも彼の正体はけいくんの父親だったのではないかなと思います。

 

竜の城にあった女性の写真

竜の城に飾られていた顔を割られた女性の写真は、おそらくはけいくんの母親だったのではないかなと思います。

 

母親は亡くなっているわけではなく、お姉ちゃんを連れて家を出た・父親と離婚しただけだでしょう。

 

顔の部分にヒビが入っていたのは恨めしく思っているというか、なぜ置いていった・なぜ自分を連れて行ってくれなかったという想いがあってのことではないかな。

 

もしくはお前のせいだという思いもあるかもしれませんが…でもずっと母親のことを求めてもいるのではないかなと思います。

 

竜とすずが惹かれ合ったのは母親に置いていかれた者同士・自分ではない子どもを優先された者という点が似ていたからではないかな。

 

なので竜の城に飾られていた写真の女性はけいくんの母親で、恨んでいるためにヒビが入っているけど、それでいて求めているから写真が飾られていたのだと思います。

 

すずの母が川に飛び込んだ理由

すずの母親が子どもを助けに川に飛び込んだのは、子どもを助けたいという正義感とは違った直感・本能・信念に近いものがあったからだと思います。

 

個人的にすずの母親が子供を助けに川に飛び込んだのは、正義感や母性とはまた少し違うように感じました。

 

行かないでと怯えるすずをなだめてまで川に飛び込んだのは、助けに行くべきと思ったからと言うか…信念・本能・直感に近い行動だったのではないかなと思います。

 

ここで助けなかったら後悔する、自分を責める・許せないと思ってしまうだろうと子供のいる母親として考えたからこその行動だったのではないかな。

 

もちろん自分の命が危ぶまれるということも分かっていたけど、それでも行動せずにはいられなかったのでしょう。

 

子どもを助けたい・助けるべきという直感・本能・信念があったからこそ、すずの母親は子どもを助けに川に飛び込んだのではないかなと思います。

 

ベルの正体がバレていた理由

ラストでしのぶくんや合唱部の人たちにベルの正体がすずだとバレていたのは、すずの様子が変わったのとベルの歌声から感づかれてバレていたのではないかなと思います。

 

すず本人が周りにペラペラ話していたとは考えにくいので、周りがベルはすずだと気付いた・察したのでしょう。

 

しのぶくんはUはやっていないっぽいですが、カミセンにUでのことを聞いていたりネットニュースは見ているかもしれませんから…。

 

そこですずの存在を知り、歌声を聞いて…幼い頃の歌声に似ていると、すずじゃないかなと気付いたのではないかな。

 

合唱部の人たちはそもそもUをやっているし、ベルの存在は知っていてもおかしくありません。

 

そして母親が存命中は歌が大好きでよく歌っていたからこそ、周りの人達はベルの歌声・歌ですぐにすずではないかと思ったのではないかな。

 

そして時期を同じくして心ここにあらずだったすずが楽しそうにするようになって、合唱部にも小声で参加するようになったことで確信したのでしょう。

 

ベルの歌声と歌を聞いて、そしてすずの様子を見てみんなベルの正体に気付いていたけど、すずが言いたくなさそうだからずっと黙っていたのだと思います。

 

しのぶくんだけがすずにベルのことを追求していたのは、親のような感覚だから…子供のしていることを把握したいという想いからだったのではないかな。

 

なぜ自分に隠すんだと思っているからこそ、すずにベルの正体を追求していたのかもしれませんね。

 

けいくん(竜)のその後

父親からの虐待に耐え続けていたけいくんは、すずが守ってくれたことをきっかけに自分も父親に立ち向かうようになり、離れる決心をしたのではないかなと思います。

 

今までは自分が我慢して、ともくんさえ守っていれば衣食住は保証される…逃げる場所がない・誰も助けてくれないと耐えるだけでしたが…。

 

すずが顔出ししてまで自分に声をかけてくれて、真正面から自分たちを守ってくれて…ラストの晴れ晴れした顔を思うと考え方が変わったのでしょう。

 

周りに任せるのではなく、自分の口から行政に「自分を助けてほしい」ということで状況を変えようとするのではないかな。

 

もしかしたら父親に真っ向から立ち向かう必要があるかもしれないけど、すずや周りの大人の力も借りて幸せになる道を模索するのではないかなと思います。

 

もちろんすずとは今後も連絡を取り合うでしょう。

 

もう抑圧される原因がなくなるからUをやることはなくなるかもしれないけど、すずとはスマホで直に連絡を取れるようにするのではないかなと思います。

 

映画『竜とそばかすの姫』の関連作品

 

 

 
今作の小説版。
鈴の心情・キャラとの関係性・状況が映画よりも詳細に知れます。おすすめ。

 

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今作の主題歌。
なんとなく記憶に残る歌詞・曲調で、個人的にはお気に入りです。

 

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今作の挿入歌。
ベルらしさが詰まった曲に感じられて、こちらも好きですね。

 

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まとめ

 

美女と野獣っぽさ・細田守監督らしさありで魅力は多かったと思うのですが…ちょっと要素過多で追いつけない・ついていけない部分がある映画でしたね。

 

考察はそれなりに楽しかったのですが…トータルすると個人的にあまり好みではなかったかなと思います。

 

どちらかといえばストーリー性や過去を持った、多種多様なキャラが登場する映画がお好きな方におすすめな映画でした。

 

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