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映画『ドント・ブリーズ』の感想・考察 ラストの意味&老人の行動理由

ドント・ブリーズ (吹替版)

 

盲目の老人が暮らす家に侵入した若者達の恐怖を描いた映画『ドント・ブリーズ』。

 

スリリングでハラハラドキドキするような展開もありつつ、想像以上の狂気が感じられる映画で面白かったです!

 

どちらかといえばゲームのようなスリリングさがある映画がお好きな方、一風変わった復讐・狂気がお好きな方におすすめ!

 

 

映画『ドント・ブリーズ』の作品情報

 

あらすじ

お金持ちの家に侵入しては、金品を持ち去っていた少女・ロッキー。

 

粗暴な交際相手・マニーと、父親が警備会社に勤めている友人・アレックスと共にお金を集めて、カリフォルニアに行く夢を叶えるため犯行を繰り返していました。

 

そんなある日、マニーが新しいターゲットとして紹介してきたのは、娘を交通事故で失い多額の示談金を持っていると噂の『盲目の老人』の家。

 

アレックスは辞めようと言いますが…金・男にだらしない母親から、なんとしても幼い妹を解放したいロッキーはやる気に満ち溢れていました。

 

結局ロッキーに想いを寄せているアレックスは渋々協力することになり、全員で夜遅くに元軍人宅への侵入を開始するのでしたが…。

 

予告動画


www.youtube.com

 

リンク

ドント・ブリーズ (吹替版)

 

映画『ドント・ブリーズ』の感想

 

【面白ポイント】

  • ハラハラドキドキする
  • 暗闇の恐怖
  • 想像以上の狂気

 

ハラハラドキドキする

盲目の老人が在宅中の家屋に侵入し、彼にバレないように金品を物色して逃げ去ろうとする感じがすごくスリリングで…めちゃくちゃハラハラドキドキしましたね。

 

まぁ現実世界で考えると普通に犯罪行為だし、家庭の事情・想い人のためとかどんな理由を持ち出されたところで、許されることのない最低な行為ではあるのですが…。

 

映画キャラの行動として観ている分には、バレそうなスリル感と緊張を感じつつ…マニーたちの不用心な行動にハラハラドキドキするものがあって良かったかな。

 

住人が盲目の老人というのもまた良くて…アウトかと思われる範囲内で出会っても大丈夫というのが、逆に恐怖を増加させていて良かったです。

 

まぁ…元軍人というだけあって、出会ったら即終了なんですけどね。

 

印象としてはゲーム『Hello Neighbor』に似ていました。

 

侵入する家屋に住む奇妙な老人、厳重なロックがなされている家や部屋、何かを探し求めている侵入者というキャラクターの印象や設定が少し似ていましたね。

 

あとはゲーム『Detroit: Become Human』にも少し似ていました。

 

幼い家族を守るために時には犯罪に手を染め、どこか遠くへの脱出を目指しているロッキーの感じがデトロイトのカーラに少し似ていましたね。舞台も同じデトロイトだし。

 

なのでどちらかといえばハラハラドキドキするスリリングな映画がお好きな方、ゲームのような設定・キャラクターがお好きな方におすすめな映画でした!

 

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暗闇の恐怖

盲目の老人と戦うときに真っ暗にされたのは、敵のフィールドに持ち込まれた感じにすごい恐怖・緊張・危険が詰まっている展開で良かったです!

 

全盲なのであれば光があろうとなかろうと関係ないですが、見える人にとっては暗闇って最大の恐怖ですからね。

 

自分の現在地も敵の場所も見えない・分からない…敵に襲われている状況で真っ暗になるのは、想像するだけでもかなり怖いですし…。

 

状況を確認するためには物音を立てざるを得ない、立地が分からないからどう動けば良いのかすら分からない…もうパニック状態になってもおかしくない状況ですよね。

 

個人的には敵が自分のフィールドである暗闇に持ち込むのは結構好きな展開で、恐怖感・緊迫感が詰まっていて良かったと思います。

 

印象としては映画『サイレントヒル』に少し似ていたかもしれませんね。

 

唐突に敵のフィールドに連れて行かれてしまい、どこから敵がくるのか・何が起こるのか・どうすれば良いか分からなくなる恐怖感とかがよく似ていました。

 

なのでどちらかといえば敵のフィールドでの戦いを描いた映画がお好きな方、本能的に怖いと感じる状況での戦いがお好きな方におすすめな映画でしたね。

 

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想像以上の狂気

娘を奪った奴を捕まえて妊娠させることで、自分の子供を取り戻そうとするとか…なかなかに狂気で良かったですね!

 

個人的に憎き相手を捕獲することで、娘の代わりにしようとしているのかなと思っていたのだけど…まさかの妊娠させようとしているとか、想像以上の狂気行動でした。

 

憎むべき女が産んだ子供を、果たして新しい娘として愛せるのか?という疑問はありますが…。

 

娘を失ったのがあまりにツラすぎて、こうすれば娘が帰ってくると思うしかなかったのかなって感じもして…悲しみゆえの凶行だったのかな思うと理解できました。

 

私はどちらかといえばアニメ『ひぐらしのなく頃に 目明し編』の詩音系で、復讐するなら相手の大切な人を奪い、相手を苦しめてからターゲットを消したいタイプだから…。

 

盲目の老人の復讐のやり方・贖罪のさせ方とか狂気の走り方は、すごく新鮮に感じられて面白かったです。

 

無理やり組み敷いて…ではなく、スポイトで注入して妊娠させようとするのも、本当に妊娠だけが目的というのが感じられて個人的には納得の行く行動でした。

 

何というか狂気に走ってはいるものの、盲目の老人なりの筋の通し方というか…そこにいたるまでの考えが理解・納得できるものだったのが良かったです。

 

なのでどちらかといえば悲しみ故に狂気に走るキャラがお好きな方、一風変わった復讐・狂気がお好きな方におすすめな映画でしたね。

 

 

映画『ドント・ブリーズ』の考察

 

【考察ポイント】

  • 老人が壁を殴っていた理由
  • 地下の女・シンディを捕まえた方法
  • ラストでロッキーを逃した理由

 

老人が壁を殴っていた理由

マニーを撃ったあとに老人が壁をバンバン殴っていたのは、マニーを亡き者にするつもりなんてなかったのにヤッてしまったからだと思います。

 

ヤッてしまったことへの後悔というよりも…面倒なことをヤッてしまったという苛立ちに近いかな。

 

そもそも老人は地下で女性を縛り付けているので、警察に通報して自宅で現場検証されたり捜査されたりっていうのは避けたいはずなんですよね。

 

かといってヤッてしまうと亡骸の処理が面倒だし…。

 

だからマニーのことも侵入した人数・持ち去ろうとしている物がないか確認だけして、本当は逃がすつもりだったのではないかなと思います。

 

なのにマニーが「神に誓って…」とか老人の地雷ワードを言ってしまうから、怒りに任せてつい撃ってしまったのでしょう。

 

老人はロッキーを捕まえたときに「神などいない」「神など悪い冗談」「神がいるなら、こんな不正をなぜ許しておく?」と神のことを嫌っている言動があったので…。

 

娘を他人の手で奪われ、その相手が無罪になったショックから神を信じず、神に対する怒りすら覚えるようになって…神という言葉すらも嫌っていたのでしょう。

 

つまりマニーを逃がすつもりだったのに「神に誓う」と言われたことで怒りに任せて撃ってしまい、そのことにイラついて壁を殴っていたのではないかなと思います。

 

地下の女・シンディを捕まえた方法

盲目の老人が地下の女・シンディを捕まえられたのは、被害者遺族として加害者であるシンディの住所を手に入れることができたからではないかなと思います。

 

シンディが無罪になったと新聞に載っていたことを思うと、裁判がなされたはず。

 

裁判をしたのであれば被害者遺族として、弁護士を経由すれば加害者である彼女の住所を知ることもそう難しくはなかったでしょう。

 

さらに明らかに有罪な人間が金の力で無罪を勝ち取ったのであれば、ネット掲示板などで住所が晒されている可能性が高いですから…。

 

視覚障害者でも使いやすいスマホを使って、シンディの住所を調べることもできたのではないかなと思います。

 

そうしてシンディの住所を知った老人は、彼女の家を訪れて「娘の墓前に謝りに来てほしい」とでも言って、家近くまで連れてきたのではないかな。

 

盲目の老人は元軍人ということで、若いマニーとの真っ向勝負でも勝てるほど普通に強いですから…手の届く範囲にさえいれば、武力行使で簡単に捕まえられるでしょう。

 

恨まれているであろうことが分かっているシンディも、「盲目の老人相手なら勝てるだろう」とマニーのように過信・慢心してついて来る可能性が高いですからね。

 

なので裁判をしてシンディの住所を知っていれば、武力行使が可能な老人にとっては攫ってくること自体はそう難しくないのではないかなと思います。

 

もしくは元軍人ということで修羅場を共に闘った信頼できる仲間がいたり、裏社会へのコネクションがあったりするかもしれませんし…。

 

金をたんまり持っているのであれば、外部へ依頼してシンディを自宅まで連れ来ることも可能ですから…シンディを捕まえる事自体はそう難しくないと思います。

 

ラストでロッキーを逃した理由

ラストで老人が警察に「金銭被害なし」と言ってロッキーのことを逃していたのは、逮捕されては彼女を捕まえて子を産ませることができなくなるからだと思います。

 

老人は娘を産みなおしさせるにあたって手近にいる女ではなく、わざわざ娘の命を奪った女を連れてきていました。

 

つまり狂気に走ってはいるものの、無関係な他人を巻き込むつもりはないのでしょう。

 

だから本当に9ヶ月経って子供が生まれたら、シンディのことも解放つもりだったのだと思います。

 

でもそんなシンディがロッキー達のせいで命を落としてしまったから…その代わりとして、新しい娘の母親となるロッキーが必要になったのでしょう。

 

だからどんなに逃げようとも、老人は身体が治ったらまたロッキーのことを捕まえに行くのではないかな。

 

他の女性を巻き込むつもりがなく、悪人にはそれ相応の贖罪をしてもらうという思考なのであれば、もうターゲットはロッキーしかいませんからね。

 

マニーたちは命を落とすことで家宅侵入の罪を贖った…だからロッキーには新しい娘を産むことで罪を贖ってもらおうということでしょう。

 

つまりラストで老人が警察にロッキーのことを言わずに逃していたのは、逮捕されては自分が捕まえて子供を産ませることができなくなるからだと思います。

 

老人がロッキーを追う方法

盲目の老人が1人でロッキーを追うのは難しいかもしれませんが、探偵や調査会社を使うことで簡単に追えるのではないかなと思います。

 

亡くなった犯人の交友関係からでも良いし、アレックスの言っていた『ロッキー』という名前から探っても良いし…彼女を追うこと自体はそう難しくはないでしょう。

 

「家を襲った若者が恋人のためと言っていて気になった」とか「私に親切にしてくれた若者を探している」とか…依頼する理由はどうとでもなりますからね。

 

調査会社的にも盲目の老人が人探しをしていても、危険性があると思う人は少ないでしょうし。

 

あとはロッキーの友人関係を当たれば「カリフォルニアに行きたがっていた」という情報が出たり、自宅から海を描いた妹の絵が出たりするでしょう。

 

それらの情報をもとにすれば、ロッキーがどこにいるのかも簡単に割り出せるのではないかな。

 

つまり盲目の老人が1人でロッキーを探すのは難しいかもしれないけど、探偵や調査会社を使えば割と簡単に探し出せるのではないかなと思います。

 

あとはシンディを捕まえた時と同じように、元軍人のツテがあった可能性もありますね。

 

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『ドント・ブリーズ』シリーズの2作目。
1を引き継ぎつつ、全く違った展開を見せる映画で面白かったです!
 

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まとめ

 

ただ怖いで終わるのではなく、人間らしい猟奇・狂気も感じられる映画ですごく面白かったです。

 

あとこういったテイストの映画でありながら、わんちゃんがひどい目にあうことがほぼなかったのもめちゃくちゃ高評価ポイント!

 

なのでゲームのようなスリリングさがある映画がお好きな方、一風変わった復讐・狂気がお好きな方にはかなりおすすめな映画でした。

 

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