ちゃっぷのいつでも映画日和

考察大好き人間による映画の感想・考察記事を書いています(*´ω`*)

映画『ハッピー・デス・デイ』の感想・考察 犯人がお面を付けていた理由

ハッピー・デス・デイ (吹替版)

 

同じ1日を繰り返しながら自分を付け狙う犯人を捜す映画『ハッピー・デス・デイ』

 

ホラー映画かと思いきやまさかのループもので最初は驚きましたが、主人公がゲスいがゆえに笑いながらサスペンスホラーを楽しめる独特な映画で面白かったです!

 

どちらかといえば笑いながら観れるホラーサスペンス系映画がお好きな方、怖い映画が苦手という方にもおすすめの映画でした。

 

 

映画『ハッピー・デス・デイ』の作品情報

 

あらすじ

男性関係にだらしない女性・ツリー。

 

いつものように名前も覚えていない男の部屋で目覚め、自分に好意を寄せる男性を蔑ろにして寮に朝帰りした日、その日はツリーの誕生日でした。

 

ただツリーは自分の誕生日を祝うつもりはなく、ルームメイト・ロリの手作りケーキを投げ捨て、不倫相手・グレゴリーと逢瀬を楽しみ、夜はいつも通り遊びに出かけます。

 

しかし遊びに出かけたとき、突然現れた不気味な仮面を被った人物に襲われ、訳も分からないまま命を奪われることになりました。

 

人生が終わった…そう思われましたが、今朝と同じ男の部屋で目覚めたツリー。

 

その後も今朝から全く同じことが起こり続け、ツリーは同じ1日…人生最後の誕生日を繰り返すことになります。

 

予告動画


『ハッピー・デス・デイ』予告編

 

動画リンク 

 

映画『ハッピー・デス・デイ』の感想

 

【面白ポイント】

  • ツリーがなかなかにゲスい
  • まさかのループもの
  • ハッピーなどんでん返し

 

ツリーがなかなかにゲスい

今作の主人公・ツリーはなかなかにゲスいです!

 

酔って店で迷惑行為を働いて初対面の男性とワンナイトラブ上等、ルームメイトが用意した手作りケーキをポイ捨て、男性の尊厳を砕く言動、さらに大学内で不倫。

 

こういった映画の主人公は大体普通の人、多少変なところはあれどもある程度は常識のある人間が多いイメージなのですが、今作の主人公はなかなかにゲスいです!

 

サスペンス映画で真っ先に消されるんだろうなぁ…っていう噛ませ犬感が強いキャラクターで、人によっては嫌悪感を抱くタイプのキャラクターかもしれませんね。

 

私はゲスい主人公は結構好きな方なので笑いながら観ていられましたし、何よりこのゲスであることがちゃんとストーリーに活かされているのが好きでした。

 

主人公の日頃の行いが悪いからこそ、誰もツリーの言うことを信じてくれないし守ってくれない、そして容疑者・犯行動機も多すぎて絞り切れないという…。

 

主人公のゲスさが原因で孤独に戦うことになるというのが、個人的には良い設定だったなと思います。

 

なのでゲスい主人公がお好きな方、主人公のキャラクターがストーリーの中で活かされている映画がお好きな方におすすめな映画でしたね。

 

まさかのループもの

パッケージ画像的に映画『ソウ』系のホラー映画だと思っていたのですが、まさかのループもので少し驚きました。

 

誕生日に仮面を被った謎の人物に襲われ命を落とす…その最悪の結末を回避しようと同じ1日を繰り返すけれど、何度頑張っても多少の違いはあれども結末は同じ。

 

ホラーサスペンス的な空気感はあれども、ループものとしては結構王道な設定だったかなと思います。

 

印象としてはマンガ『ひぐらしのなく頃に』『Re:ゼロから始める異世界生活』『はっぴぃエンド。』、映画だと『予言』に似ていました。

 

ただ今作に関しては、主人公のキャラクターが王道からは大きく外れているのがポイント!

 

ホラーサスペンス映画でありながら主人公のキャラクターが特殊なので、かなりギャグ要素が多めで、笑いながら楽しめるホラーサスペンス映画になっています。

 

なのでホラーサスペンス映画がお好きな方だけではなく、ホラーサスペンス映画が苦手という方にもぜひともおすすめしたい映画です!

 

 

『予言』はめっちゃおすすめしたい映画なのですが…動画配信されていないのが難点。

 

ただ『TSUTAYAディスカス』のDVD宅配レンタルを利用すれば気軽に自宅でも楽しめるようになるので、興味のある方はぜひこちらからチェックしてみてください!

 

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ハッピーなどんでん返し

今作はホラーサスペンス映画にしては珍しく、バッドエンドなどんでん返しの後にハッピーエンドになるどんでん返しまで用意されていたのが良かったですね。

 

自分の命を狙っていた犯人を手にかけ、ループが終わると思ったのにまた同じ1日を繰り返すことで真犯人が明らかになるという、ハッピーエンドからのバッドエンド

 

そしてツリーが命を落とす原因とも言える真犯人の犯行動機が、恐ろしいほどくだらないという独特なイヤミス感も最高でした。

 

ゲスい主人公の最期にふさわしい理由で、色んな意味で人間の闇が詰まっているように感じましたね。

 

それでいてラストはきっちりハッピーエンドにもっていっていて、逆に新鮮で面白かったです。

 

何というかイヤミス好きな方から、普段はこういった映画を観ない・ハッピーエンドが好きという方まで、幅広い方が観やすい映画になっていたのではないかなと思います。

 

なので主人公のゲスさに映画序盤で断念したという方、何となくのイメージで観るのをためらっているという方にも、ぜひ最後まで観てみていただきたい映画でした!

 

映画『ハッピー・デス・デイ』の考察

 

【考察ポイント】

  • ループしている理由
  • ツリーに元気が戻っている理由
  • 犯人がお面を付けていた理由
  • グレゴリーが仮面を持ってた理由

 

ループしている理由

ツリーが命を落とす度に同じ1日を繰り返していたのは、亡くなった母親が彼女に更生のチャンスを与えるためにループさせていたのではないかなと思います。

 

彼女の命を救うだけであればループさせるのではなく犯人を退ければ良いだけなのに、あえてループという形でツリーが生き残れる道を用意していたのは…。

 

ツリーに今までの自分の行いを振り返らせて、改めさせるためでしょう。

 

今まで周りの人間に冷たい態度を取っていたから誰もツリーの話を真剣に聞いてくれない、男性関係が乱れていたから容疑者も犯行動機も多すぎる。

 

そんな今までの自分を振り返らせて、自分の過ちや適当だった部分を悔い改めさせるために、母親はループという形でツリーを助けていたのではないかなと思います。

 

ただ命を救うだけだとツリーは反省せず、犯人が変わるだけで同じ悲劇が永遠に繰り返される可能性もありますからね。

 

少し残酷ではありますが我が子を更生させることで命を守りつつ、父親も含めた家族全員が幸せになってほしいからこそ、ループさせていたのではないかなと思います。

 

ツリーに元気が戻っている理由

一時は入院するほど弱っていたツリーがその後は元気に走り回っていたのは、ループした身体は時間経過と共に回復していくからではないかなと思います。

 

おそらくですが、ループした直後はループ前の傷が癒え切ってはいない状態で、そこから時間をかけてゆっくりと回復するようになっているのではないかな。

 

おそらくツリーが入院する直前、彼女は日中トラックに轢かれたあとにさらにループして亡くなっていたので、あの時は傷が治りきっていなかったのでしょう。

 

つまりトラックに轢かれる前の傷、トラックに轢かれた時の傷、その後に頭を殴られた時の傷と3回分の傷が溜まっている状態でループしてしまった感じですね。

 

だから身体の傷を治しきることができず蓄積されている状態で、生きているのが不思議と言われるほど身体がボロボロだったのではないかなと思います。

 

その後元気になっていたのは、生存時間が長くなったためにループ時の傷を癒す時間を十分に確保できるようになっていたからでしょう。

 

起きた直後はまだループ前の傷が残っているので辛いでしょうが、3回分の傷を溜め込んでいた時よりはツラくなく、時間経過と共に治るからマシだったのではないかな。

 

なので入院するほど弱っていたのに元気に戻っていたのは、元気になったというよりも入院した時がたまたま弱っている状態だっただけだと思います。

 

犯人がお面を付けていた理由

犯人がツリーを襲う時にわざわざお面を付けていたのは、ジョン・トゥームスに罪を擦り付けるだけでなく、ツリーに恐怖を与えるためだったのではないかな。

 

もちろんツリーを襲う時に顔を見られないように、もし見られてもトゥームスにも同じお面を被せておくことで、彼に容疑が向くようにしていたというのもありますが…。

 

おそらく見知った相手が襲い掛かってくるよりも、顔が分からない・理由も分からない・何も分からない状態で襲われる方が恐怖心を与えられると思ったのでしょう。

 

そして怖いだけではなく、納得がいかないという想いも残りますよね。

 

おそらく「なんで私じゃなくてツリーを選ぶの?!」というロリの納得のいかない怒りや疑問を、ツリーにも味あわせたいという想いもあったのではないかな。

 

なので犯人があえて仮面を被っていたのは、ツリーに恐怖心を与えつつ自分と同じように納得のいかない想いを味あわせるためだったのではないかなと思います。

 

グレゴリーが仮面を持ってた理由

犯人のお面がツリーの不倫相手・グレゴリーの机にもあったのは、彼にも罪を着せようとしつつ、納得のいかない恐怖を味あわせるためにロリが入れていたのではないかな。

 

何回目かのループの時に、ロリはグレゴリーも手にかけたことがあったので、おそらく愛してはいるけど今は怒りの方が勝っている状態なのでしょう。

 

だから邪魔するようならグレゴリーも手にかけるし、いざという時にはグレゴリーにも罪を擦り付けられるようにしていたのではないかなと思います。

 

さらに罪は擦り付けないにしても、自分の机に犯人のお面があったら「なんで自分の机に犯人の仮面が?!」と彼にも納得のいかない恐怖を味あわせることができますしね。

 

なので犯人の身代わり第二候補として、さらにグレゴリーにも自分と同じ納得のいかない恐怖・疑問を味あわせるためにロリが仮面を机に入れたのではないかなと思います。

 

まとめ

 

ホラー映画かと思いきや、まさかのループもので驚きはしたもののギャグありつつ笑いながら観れるホラーサスペンス映画で面白かったです!

 

ラストも個人的には二転三転させつつ上手くまとまっていて、良かったと思います。

 

どちらかといえば笑いながら観れるホラーサスペンス映画がお好きな方、イヤミス要素があるのにハッピーエンドにまとまる映画がお好きな方におすすめな映画でした!