ちゃっぷのいつでも映画日和

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映画『ハチミツとクローバー』の感想・考察 ラストのその後&恋模様の結末

ハチミツとクローバー

 

美大生たちの片想いを描いた映画『ハチミツとクローバー』

 

キラキラとした恋愛ストーリーというだけではなく、それぞれの片想いが絡み合うことでボリューム感・斬新さもある恋愛映画になっていて面白かったです!

 

ただ原作やアニメとはだいぶ印象が違うので…原作ファンの方は注意した方が良いかもしれませんね。

 

どちらかといえば、ハチミツとクローバーに興味があるけど観たことがないという方、キラキラとした青少年の恋模様がお好きな方におすすめしたい映画です!

 

 

映画『ハチミツとクローバー』の作品情報

 

あらすじ

浜美大に通う大学生・竹本。

 

ある日、花本先生宅で行われる花本研究会に参加した竹本は、花本先生の従兄弟の娘・はぐみと出会います。

 

楽しそうにダイナミックな絵を描く天才的な芸術センスとは裏腹に、人見知りで引っ込み思案な彼女を一目見た瞬間…竹本は恋に落ちました。

 

そして外国を渡り歩いていた天才肌の学生・森田も、大学に戻ってきた際に見かけたはぐみの絵に一目惚れ…はぐみ自身にも興味を持ち始めるようになります。

 

そして一方、アルバイト先の年上女性に恋をしている大学生・真山と、そんな真山に恋している女子大生・あゆ。

 

それぞれの恋に思い悩みながら、すれ違い・絡み合っていく5人の恋の行方は…?

 

予告動画


ハチミツとクローバー

 

動画リンク

 

映画『ハチミツとクローバー』の感想

 

【面白ポイント】

  • アニメ・原作とはかなり違う
  • キラキラした恋愛ストーリー
  • 恋愛映画としては珍しいラスト

 

アニメ・原作とはかなり違う

アニメ版・原作を少しだけ読んだことがあるのですが、映画版は設定・キャラ・ストーリー展開が原作とはかなり違うんだなという印象を受けました。

 

例えばアニメ版でははぐみ・竹本・森田の出会いシーンを、もっと青春・純情感たっぷりに細かく描いていた印象があるのですが、映画版ではさらっとしていましたし…。

 

はぐみが小っちゃくてコロボックルみたいといじられまくるシーンも、森田が全力で暴れ回るギャグシーンも映画版ではカットされていました。

 

やはり映画化・実写化に伴って、できる限り実写でも違和感のないように…と設定やキャラの印象を変えたのかもしれませんね。

 

個人的には実写化特有の舞台っぽさ・違和感・無理がある感じがなくて良かったと思いますが…原作と印象が変わり過ぎているように感じました。

 

なので原作ファンの方だと「なんで変えたの?」「原作と違う」と、逆に違和感を感じてしまうかもしれません。

 

そういう意味では、今作は原作ファンの方よりもハチミツとクローバーという作品に興味があるけど観たことがないという方向けの作品だったかなと思います。

 

キラキラした恋愛ストーリー

今作は恋愛映画の王道×青少年という、なんともキラキラと輝くような恋模様が印象的な恋愛映画でした。

 

青少年らしい恋に悩み苦しみながらも好きな人に向かって一直線な感じが、ほっこりするというか自然に頬が緩むような感覚がありましたね。

 

全員片想い・絡み合う恋模様・恋のトライアングルと設定だけ聞くとだいぶドロドロするのですが、今作の恋模様は一切ドロッとすることなく輝いていました

 

ただやはり映画化に伴ってストーリーがカット・繋ぎ合わされているためか、ちょっと恋模様が急展開過ぎるように感じる部分もあります。

 

あとテンポの良いキラキラとした前半~中盤に対して、思い悩んでいる中盤~終盤のシーンが長いというか…少し中弛みしているような感じもありました。

 

前半~中盤にかけてのキラキラした恋模様、終盤の真山・あゆの恋模様が好きだっただけに、この中弛み感は少し残念でしたね。

 

なので青春・純愛・青少年の恋模様がお好きな方におすすめしたい映画ではあるのですが、テンポよく映画を楽しみたい方にはちょっと注意が必要かなと思います。

 

恋愛映画としては珍しいラスト

恋愛映画の王道を詰め込んだような映画でありながら、ラストは斬新というか…ハッピーエンドではあるけど最後は視聴者に任せるようなふわっと感がありましたね。

 

主人公とヒロインがくっつくというだけではなく、恋愛中のキャラたちが誰もくっつかない…結局、恋の結末がどうなったのかが分からないという…。

 

なんとも少女マンガ原作の映画としては、斬新なエンディングでした。

 

個人的には予想外な感じもありつつ、恋愛を通して青少年が大人の階段を上っていく感じがして良かったとは思いますが…好みは別れるかもしれませんね。

 

ラストの印象は映画『ひるなかの流星』に似ていたと思います。

 

恋愛映画の王道を詰め込みながら斬新なラストを迎える感じ、どうなるんだろうと見守る感じがよく似ていましたね。

 

なのでひるなかの流星のラストがお好きな方であれば、ハチミツとクローバーのラストも気に入るのではないかなと思います。

 

そしてハチミツとクローバーのラストがお好きだった方には、ぜひともひるなかの流星をチェックしてみていただきたいです!

 

 

映画『ハチミツとクローバー』の考察

 

【考察ポイント】

  • はぐみはどっちと付き合う?
  • ラストのその後&恋模様の結末

 

はぐみはどっちと付き合う?

ラストで森田・竹本の2人から告白されたはぐみですが、おそらくはどちらとも付き合わないと思います。

 

芸術家として森田とは馬が合うかもしれないけれども、自由奔放な森田とメンタル面が筆に影響しやすいはぐみでは上手くいかないというか…。

 

森田と付き合うと芸術面に良い影響だけではなく悪影響も与えてしまうから、絵を描くことが大好きなはぐみは森田よりも絵を選ぶと思います。

 

なので森田は除外。

 

それに対し竹田は人に尽くすことを好むというか、影で筆を直したり人をサポートするような役回りが向いているので、ぽやーっとしてるはぐみとも相性が良いと思います。

 

ただ芸術面で良い影響を与えてくれることはないし、1人で思い悩んでしっかりアプローチできない部分もあるので…はぐみがあえて竹田を選ぶことはないでしょうね。

 

なので竹田も除外ということで…はぐみが他の誰かとくっつくのかは分かりませんが、少なくとも竹田・森田と付き合うことはないと個人的には思います。

 

ラストのその後&恋模様の結末

それぞれが想い人に告白したけれど付き合ったりはしない、フラれた状態で片想い継続…まだ恋愛中というラストを迎えます。

 

森田は自分の作品を燃やすことで自分の中でけじめを付け、ニューヨークに旅立ち。

 

竹本は思い悩んだときに知り合った宮大工に弟子入り。

 

真山は理花の会社に入社。

 

あゆはそんな真山を黙って見守り中。

 

はぐみはスランプを脱し、芸術家の道を進んでいくのでしょうね。

 

告白したけど誰も付き合わないという結果にはなりましたが、みんなそれぞれの夢を追いかけながら恋愛継続という形になったのだと思います。

 

なのでみんなの恋が失敗に終わったということではなく、恋の結末はまだついていない・これからもアプローチを続けていくという感じですね。

 

ちなみに映画版では誰とも付き合わない・恋愛継続という形で終わりますが、原作版ではしっかりと恋の決着がついているらしいです。

 

なので興味のある方はぜひマンガ版をチェックしてみてください!

 

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まとめ

 

青少年のキラキラとした恋模様を、なんともほっこりとした気持ちで見守れるような映画でしたね。

 

原作と違う・気になる部分はあれども実写化映画としてはとても良い出来の映画なので、実写化映画が苦手という方にもおすすめです。

 

ただどちらかといえば青少年のキラキラとした恋模様を楽しみたい方、ハチミツとクローバーをよく知らないという方におすすめしたい映画でした!