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映画『殺さない彼と死なない彼女』のネタバレ感想・考察 出来事の時系列&きゃぴ子と地味子

殺さない彼と死なない彼女

 

正反対で似た者同士な二人の恋模様を描いた映画『殺さない彼と死なない彼女』。

 

個性の強いキャラと青春詰め合わせ感に最初は抵抗感がありましたが…意外と親しみやすさ・ストーリー性が感じられる青春・恋愛映画で、すごく面白かったです。

 

どちらかといえばストーリー性のある恋愛・青春系の映画がお好きな方、個性の強いメンヘラ系キャラが出てくる映画がお好きな方におすすめ!

 

 

映画『殺さない彼と死なない彼女』の作品情報

 

あらすじ

全てに興味を失って、同級生を口汚く払いのける男子高校生/小坂れい。

 

しかしある日、とある生徒が潰した蜂の遺骸をゴミ箱から拾い上げて「土に埋める」という同級生の女子/鹿野ななを見かけ、小坂は彼女に興味を持ちます。

 

鹿野は自傷行為をしていることで有名な人物で「自分が嫌い」「他人が嫌い」「生きていたくない」と言いますが…蜂を運ぶ姿は、命を大切にしているように見えました。

 

さらに彼女に興味を持った小坂は「チョコとバニラどっちが好き?」とアイスを持って近づき、一緒に蜂を弔って…少しだけ二人は仲良くなります。

 

一方、「嫌われたくないから」という理由で恋人と別れては落ち込むメンヘラ女子/堀田きゃぴ子と、そんな彼女を慰める真面目な女子高生/宮定澄子(地味子)。

 

地味子の弟でクールな男子/宮定八千代と、そんな彼に「好き」と猛アタックをしては振られて…けれど諦めずに毎日アタックを続けるポジティブ女子/大和撫子。

 

彼らもまた騒がしい日常を送っていました。

 

そんな学校で今話題になっているのは、学校の生徒を手に掛けた犯人/サイコキラーくんが撮った動画。

 

その動画でサイコキラーくんは「経験豊富な彼女の初めてが欲しかった」「彼女の中で僕は永久保存版」「練習台になってくれた彼には感謝」と語ります。

 

1年前、彼が起こした事件で亡くなった生徒の葬儀に参列していた地味子ときゃぴ子は、そこで被害者の恋人と思わしき女子が叫んでいるのを聞いていました。

 

そのこともあってか…地味子はその動画を観ることを嫌って、動画を見る八千代やきゃぴ子を諌めます。

 

そんな動画とは関係ない場所で、遠いどこかで人間は次々に命を落としていることに涙し、一人屋上で自傷行為をする鹿野。

 

その様子を写真に撮って口汚くからかう小坂…でも鹿野が本当に飛び降りようとすると、スマホが壊れるのも厭わずに止めました。

 

その帰り道、一緒に肉まんを食べる二人は小坂が留年した理由を聞いたり、それをからかう鹿野に仕返ししたりと…なんだかんだで仲良く過ごします。

 

予告動画


www.youtube.com

 

動画リンク

 

映画『殺さない彼と死なない彼女』の感想

 

【面白ポイント】

  • キャラの個性と青春詰め合わせ
  • 重さのある青春・恋愛映画
  • 事件が起こって泣ける結末に

 

キャラの個性と青春詰め合わせ

学校がつまらないと言う者・自傷行為をする者・ナルシストの恋多き者・好きな人に猛アタックする者と…今作はなかなかに濃ゆいキャラクターが多かったですね。

 

濃ゆいと言うか…中二病と青春と黒歴史が詰まっていて全員メンヘラで、冒頭は結構引きがちというか、観ていると共感性羞恥でムズムズしました。

 

ただまぁ…学生ってこうだよねと思う節があって、意外と観ていく内に濃ゆいキャラにも慣れます。

 

キラキラ・ドロドロ、日常・非日常が詰まった学生時代の思い出って感じがあってムズムズする感じもあるけど、共感できるところもあって面白かったです。

 

三者三様の癖の強い恋模様も青春詰め合わせセット感があって、ボリューム感・それぞれに心惹かれる魅力・共感しやすさ・ストーリー性があって良かったと思います。

 

ただ問題は冒頭かな。

 

キャラ紹介も兼ねている冒頭がかなりキャラの癖が濃ゆくキツめに出ているので、そこで離脱する人が多そう…そこさえ突破できれば、あとは純粋に面白いんですけどね。

 

観始めたけど冒頭で離脱したという方には、ぜひとも最後まで観てみていただきたいです。

 

重さのある青春・恋愛映画

最初は学生時代の黒歴史満載・キラキラ青春って感じでしたが…観ていく内にちゃんとキャラたちのも背景・トラウマがあることが分かって、個人的には好きでしたね。

 

青春・恋愛系の映画ってものによっては小っ恥ずかしくてムリってなる場合があるのですが、今作は思ったよりもキラキラだけじゃなく重みがあって見やすかったです。

 

どんなに振られても諦めずに真っ向勝負でアタックし続けた彼女にも、自傷行為をするくらい落ち込んだ時はあったし…。

 

そんな猛アタックをクールにはねのける彼にも、幼い頃に仲良かった年上のお姉さんが妊娠して、地元を去って…早く大人になりたいという焦りと恋心と葛藤がありました。

 

そしてナルシストで恋愛依存症なきゃぴ子にも、奔放な親に放置されていた・愛されなかったトラウマから素直になれなくて歪んでいた…。

 

みんな自由なようで不自由で、嫌われたくないと思っていたからこそ面倒くさくて嘘つきで…だからこそ自分らしくあろうとする感じがすごく共感しやすくて好きでした。

 

最初はキャラの個性が強すぎてうっ…と思いましたが、中盤からはキャラも彼らの恋模様もかなり好きになっていましたね。

 

青春・恋愛系の映画がどちらかといえば苦手な私がそう思うくらいなので、こういった系統の映画を観ない・苦手という方にもおすすめしやすい映画だと思います。

 

ただ登場キャラクター全員が基本的にメンヘラなので、メンヘラ系のキャラが苦手な方は注意したほうが良いかもしれませんね。

 

事件が起こって泣ける結末に

普通のキラキラした青春・恋愛映画かと思いきや、伏線バリバリでまさかの結末を迎えて…すごくびっくりしたし、思った以上に泣ける結末で良かったです。

 

恋人を手に掛けたサイコキラーくんが練習台と言っていた彼が小坂…サイコキラーくんの手にかかった学校の生徒というのが小坂だったというまさかの伏線

 

そして小坂・鹿野の恋は、実はきゃぴ子や撫子たちよりも過去の話、現在と過去の出来事が入り乱れていた、セリフも出来事も全部繋がっていた。

 

まさか青春・恋愛系の映画で、こんな伏線・結末が用意されているとは全く考えていなかったので、小坂が刺された時はすごくビックリしました。

 

そしてそこから「私はお前がいない世界になんて生きていたくない」「私のことずっと見ててくれる?」という鹿野の心をえぐってくるセリフ。

 

鹿野だけがいない何も変わっていない部屋、彼の匂いが残る服…ぐっとくるものがありましたね。

 

夢の中に亡くなった好きな人が出てくるとかありがちな展開だし、セリフ自体もメンヘラ丸出しでよくあるセリフだけど…それが逆に良かったです。

 

素直な言動だからこそ、共感できたし心惹かれるものがあって、少し涙ぐんでしまいました。

 

印象としては映画『君の膵臓をたべたい』と似ていたかな。

 

最初から伏線はあった、まさかの結末を迎える青春・恋愛系の映画、生きてほしいと願うカップルという全体的な印象がよく似ていたかなと思います。

 

まさかこんなギャグっぽいメンヘラキャラだらけの恋愛・青春映画で涙ぐむことになるとは思わなくて色々と衝撃でしたが、すごく魅力的な面白い映画でした。

 

◆あわせて読みたい◆

 

映画『殺さない彼と死なない彼女』の考察

 

【考察ポイント】

  • 出来事の時系列
  • きゃぴ子と地味子の結末
  • 葬式での鹿野のセリフの意味
  • キーホールダーシーンで走ってた人
  • タイトルの意味

 

出来事の時系列

サイコキラーくんが小坂を刺して亡くなる→葬式にきゃぴ子・地味子参列→サイコキラーくんの事件→鹿野が大学生に→撫子と鹿野が出会うという流れだと思います。

 

鹿野と小坂の恋はすでに過去の出来事で、撫子・八千代・きゃぴ子・地味子が恋に四苦八苦する頃にはすでに小坂は亡くなり、鹿野は大学生になっていました。

 

小坂は恋をしていたために、恋人を手に掛けようと計画していたサイコキラーくんの練習台として命を奪われてしまい、彼の葬儀にはきゃぴ子・地味子・鹿野が参列します。

 

学年の違うきゃぴ子・地味子が葬儀にいたのは、不審者に刺されるという事件の大きさ・誰が犠牲になってもおかしくなかったという学校側の方針のためでしょう。

 

そして練習を終えたサイコキラーくんは本番として恋人を手に掛け、その後、大学生になったばかりの鹿野と高校生になったばかりの撫子が出会ったのだと思います。

 

キャラの年齢

鹿野・小坂が高3から大学生になって1番年上、きゃぴ子と地味子は高2、撫子と八千代くんは高1だと思います。

 

まず八千代くんは地味子と同じ家に住み「姉さん」と言っていたことを思うと、地味子が八千代くんより年上というのは間違いないでしょう。

 

きゃぴ子・地味子は「高1の時に小坂の葬儀に参列した」と言っていたことから、すでに高1以上の年齢だと考えられます。

 

そしてそんなきゃぴ子が、サイコキラーくんの動画を見ていたことを思うと…大体1年以内くらいの話だったのではないかなと感じました。

 

つまりきゃぴ子と地味子は現在高2、八千代くんと撫子は現在高1ではないかなと思います。

 

撫子が高校受験の時に八千代くんを好きになって、桜舞い散る春に勇気を出して告白しますが振られ…自傷行為をしようとしたところで鹿野と出会いました。

 

その時、鹿野は大学生になったばかりという話だったので…八千代くんたちより年上のきゃぴ子と地味子は現在高2、撫子と八千代くんは現在高1ではないかなと思います。

 

未来の話が鹿野から撫子へ

大学生になった鹿野は振られたショックから自傷行為をしようとする撫子を放っておけず、小坂がしてくれたように声を掛けて未来の話をします。

 

突然声を掛けて、アイス食べる?チョコとバニラどっちが好き?と聞いて…未来の話をしようと撫子に前を向かせました。

 

未来が見えなかった自分に小坂が「未来の話をしよう」と前を向かせてくれた時のように、撫子にも同じ言葉を贈ります。

 

それを受け取った撫子は、その言葉を八千代くんへ贈り…悩んでいた人たちに未来の話がどんどん繋がっていき、皆が前を向くようになりました。

 

鹿野が撫子に声を掛けたのは自分と重ね合わせて放っておけなかったというのと、小坂に声を掛けられたこと・言われたことが嬉しかったからじゃないかな。

 

だからこそ大学生になった鹿野は撫子の自傷行為を止め、小坂からもらった大切な言葉を彼女にも贈ったのではないかなと思います。

 

ラストの意味

大学生になった鹿野が小坂と一緒に歩いていくラストには、鹿野が小坂のことをずっと想いながら未来へ向かって歩いていくことを意味していたのではないかなと思います。

 

小坂のことを引きずっているとか、過去の思い出として振り返るものでもなく…ずっと小坂のことを忘れないで、一緒に歩いていくということではないかな。

 

過去を振り返らなくても忘れない、姿が見えなくてもずっと大切で…一緒に隣を歩いてくれる存在。

 

これから鹿野には色々なことが起きて、色々な人と出会って…新しい恋もするかもしれません。

 

でも小坂のことは大切な人として、ずっと鹿野の心の中に居続けるという意味がラストには込められていたのではないかなと思います。

 

きゃぴ子と地味子の結末

きゃぴ子は恋に悩んでいたけど恋ではなく友情を選び、未来を求めるだけでなく過去を振り返ったことで、未来の話へと進めていけたのではないかなと思います。

 

撫子・八千代は過去ばかりを見つめて、未来が見えずに悩み苦しんでいたけど…きゃぴ子は未来ばかりを求めすぎて悩み苦しんでいたのではないかな。

 

きゃぴ子は「1人は我慢できたけど、孤独は耐えられないわ」と親に放置されていたトラウマから、自分だけを愛してくれる人を求めていたのだと思います。

 

ママには娘である自分よりも大切な人がいた…恋人たちは「今までの子より細い」「泣く女がいる」「きゃぴ子はかわいいだけ」と常に他の誰かと比べていました。

 

誰もきゃぴ子の内面を見てくれない、誰もかわいいきゃぴ子だけを見てくれない・愛してくれない…すぐに自分の前から去っていく。

 

誰か私だけを愛して、私のことをちゃんと見て、王子様よ現れて…と奔放に恋をしながら、未来に何かを求め続けていたのでしょう。

 

しかし恋ばかりに縛られない、過去を振り返って友達の重要さに改めて気づくことで…彼女はやっと未来の話へと進んでいけたのではないかなと思います。

 

地味子はきゃぴ子をずっとかわいいと言ってくれる、見た目だけでなく内面も見てかわいいと言ってくれる、去っていかない…ずっと味方でいてくれる。

 

地味子の変わらない友情がきゃぴ子の求め続けていたもので、彼女は過去のトラウマ・未来への渇望から解放され…未来の話へと進んでいけたのではないかなと思います。

 

恋を諦める・諦めない、過去を振り返る・未来を見るという悩みや選択肢は人それぞれ、人によって未来の話への繋げ方は変わってくるということだったのではないかな。

 

イケメンくんとサイコキラーくん

きゃぴ子は元彼/イケメンくんや、小坂を手に掛けた犯人/サイコキラーくんと同じようになっていた可能性もあったのではないかなと思います。

 

きゃぴ子がサイコキラーくんの動画に興味を持っていたり、イケメンくんとなかなか別れられなかったことを思うと…似た者同士、惹かれるものがあったのでしょう。

 

つまりきゃぴ子も彼らのようになる可能性を秘めていたのだと思います。

 

私だけを愛して・恋人の唯一無二になりたいと恋人を手に掛けるサイコキラーくんのようにも、色々な人に手を出しては泣かす浮気症のイケメンくんのようにも。

 

ただきゃぴ子には地味子がいたから、素質はあるもののサイコキラーくんやイケメンくんのようにならずに済んだのではないかなと思います。

 

葬式での鹿野のセリフの意味

「眠っているだけみたいだね」と皆ができもしないことを、ありないことを言うのに腹が立って「そう思うなら彼のことを起こしてみろよ」と言ったのだと思います。

 

そもそも鹿野は冒頭で「出来もしないつまらないことを聞かされると、生きていたくなくなる」と言っていたし…出来ないことを聞かされるのが嫌いなのでしょう。

 

そして小坂は鹿野の命を奪うと言いながら手をかけることはなかった、一緒の大学にいくことも夏に花火をすることもなかった…約束したのに。

 

出来もしないことをいうなよ、期待させるなよと…小坂が亡くなった時点で、だいぶ絶望して悲しくて苛立っていたのだと思います。

 

そんな時に皆が「眠っているだけみたい」なんて、起こすこともできないくせにつまらないことを言う…誰よりもそうであってほしいと鹿野が思っているのに。

 

だから小坂との叶えられなかった約束、出来もしないことを言う参列者に苛立って絶望して「彼のことを起こしてみろよ」と叫んだのではないかなと思います。

 

キーホールダーシーンで走ってた人

小坂がバイト中、にゃんキーホルダーを見ている時に後ろを走り去っていった人物は特に誰でもないけど、恋している小坂には鹿野に感じられたのだと思います。

 

小坂はバイト先で売られているにゃんキーホルダーを見て、ぶちゃいくな顔をして走っているような姿に鹿野を重ね合わせていたのでしょう。

 

だからこそ、誕生日プレゼントににゃんキーホルダーをチョイスしたのだと思います。

 

そしてそんな時、背後に走り去る人間の気配を感じて、小坂はとっさに鹿野か?と思ってしまったのでしょう。

 

おそらくあの時走り去っていた人物は鹿野ではないと思います。

 

でも恋している小坂には鹿野に感じられてしまった…つまりあの時点で鹿野がいない場所でも鹿野のことを考えるほど、小坂は恋に落ちていたのではないかな。

 

その後、家に帰った後も母親に「鹿野は?」と聞いていたし、鹿野から居場所だけを知らせるメッセージが来た時もぶつくさ言いながらも迎えに行ってましたからね。

 

つまり小坂のバイト中に後ろを駆け抜けていった人物は鹿野ではないけど、小坂には走る人間=鹿野に感じてしまうくらい彼女に恋していたのだと思います。

 

タイトルの意味

ひどいことを言いながらも彼女に生きてほしいと願う小坂と、小坂がいたからこそ生きる道を選んだ鹿野という意味がタイトルには込められていたのだと思います。

 

彼こと小坂はサイコキラーくんの練習台として命を落としてしまいますが、彼女こと鹿野を愛していて…亡くなった後もずっとそばにいてくれました。

 

鹿野が自分に都合の良い夢を見ていただけかもしれない…でも彼とずっと一緒にいたからこそ、小坂ならそう言ってくれると鹿野には思えたのではないかな。

 

口は悪いけど優しい彼に愛されていたから、生きてほしいと想ってくれているからこそ、彼女はこれからも生きていくという意味が込められていたのだと思います。

 

あとタイトルにはサイコキラーくんと正反対みたいな意味も込められていたのではないかな。

 

恋人に生きてほしいと願っていた小坂、恋人の中に自分を永遠に刻むために恋人を手に掛けたサイコキラーくん。

 

生きていたくないと思っていたけど小坂の想いを引き継いで生きていく道を選んだ鹿野と、サイコキラーくんの一方的な想いを押し付けられて命を奪われた彼の恋人。

 

思い合って亡くなってもなお通じ合っているカップルと、片方が一方的な想いを押し付けたがゆえに離れ離れになったカップル。

 

彼女に生きてほしい小坂と生きる道を選んだ鹿野、恋人を手に掛けたサイコキラーくんと命を奪われた恋人という対比的な意味も込められていたのではないかなと思います。

 

映画『殺さない彼と死なない彼女』の関連作品

 

 

 
今作の原作マンガ。

映画とほぼ同じストーリー+補足があるし、4コママンガでテンポよく読みやすいマンガでした。

 

 

 
彼を失った後の彼女を描いたマンガ。

映画の結末に泣いたという方、彼女のその後に興味がある方におすすめです。

 

 

 
衝撃の多い青春・恋愛映画。

今作と似た要素・展開が多い映画なので、今作がお好きだった方におすすめです。

 

まとめ

 

キラキラ系の青春・恋愛映画かと思いきや、予想外に重さ・衝撃の結末がある映画ですごく驚きましたが…結構ぐっとくるものがある良い映画でした。

 

切ない結末には泣けるものがあるし、冒頭では個性が強すぎると感じていたキャラも観ていく内に愛着がわくというか、意外と親しみやすさがあって良かったです。

 

なのでどちらかといえばストーリー性のある恋愛・青春系の映画がお好きな方、個性の強いメンヘラ系キャラが出てくる映画がお好きな方におすすめな映画でした。

 

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