泣ける映画を観るときに気になる『メイク崩れ』。
今回はそんな方向けに映画デートにもおすすめな、泣いても崩れにくいメイクのやり方とおすすめのコスメについてご紹介していきます。
「泣ける映画を観たいけどメイク崩れが気になる」「映画で泣いてもメイクを崩したくない」とお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
泣いても崩れにくいベースメイク
BBクリーム
基本的にはナチュラルなBBクリームのみで、ベースメイクの基礎は薄くつくるのがおすすめです。
崩れにくいファンデーションやカバー力の高いファンデーションを使うと、剥がれるように崩れたり、逆にメイク崩れした箇所が悪目立ちしたりする場合があるので要注意。
その点、BBクリームなら化粧下地・ファンデーションを1本で済ませることで、お手軽&時短かつベースメイクを薄く仕上げやすくなるのでおすすめです。
さらにBBクリームをスポンジで顔全体に薄く塗り広げたら、キレイな面でさらにぽんぽんと叩き込んで余分なベースを取り除きつつ密着力&崩れにくさをUPさせましょう。
ちなみに私が使っているBBクリームは『ちふれ BBクリーム』。
かなり薄付きなのでカバー力を求める方には物足りないかもしませんが、時間が経った時の肌への馴染み方がキレイで、乾燥・皮脂にも強いのでおすすめです。
リップ
私は目の下が乾燥しやすいので、リップをコントロールカラー代わりにして、保湿しながらくまをナチュラルにカバーしています。
コントロールカラーよりも小ぶりでピンポイントに塗りやすい・カラーバリエーションが豊富・保湿力が高い点が気に入って、私はリップをずっとクマ隠しに愛用中。
大量につけると悪目立ちするので目の下のくまが気になる部分にだけ塗って、こするのではなく垂直にぽんぽんっと馴染ませましょう。
ちなみに私が使っているリップは『ちふれ 口紅』。
茶ぐまの方はオレンジ系であれば、細かいカラーはお好みでどうぞ。他にもピンク系・レッド系など、肌色・くまの系統に合わせてカラーをチョイスしてみてください。
ちふれのリップは500円以下で購入できるお手軽価格・コンパクトさ・保湿成分ヒアルロン酸配合の保湿力・カラバリ豊富という点で目の下用として気に入っています。
コンシーラー
ベースメイクが薄めな分、肌トラブルをカバーしきれていない箇所はコンシーラーを使ってピンポイントにカバーしていきます。
薄付きなBBクリームだけだと、すっぴん風メイクのようになりがちなので…気になる部分は、別でカバーしてあげたほうが『メイクしてる感』『小綺麗さ』が出やすいです。
私が主にコンシーラーを塗っているのは、くまをさらにカバーするために目の下・小鼻の横の赤み・口角のくすみの位置ですね。他にも気になる箇所があればお好みで。
コンシーラーも擦ってしまってはカバー力半減・メイクヨレにつながるので、スポンジでぽんぽんと垂直に優しく叩き込むように馴染ませてあげるのがおすすめです。
ちなみに私が使っているコンシーラーは『ちふれ コンシーラー チップタイプ』。
ピンポイントに塗りやすいサイズ感・程よいカバー力・肌なじみの良さ・乾燥しにくい点が気に入って愛用しています。
アイシャドウベース
泣いてしまうとどうしてもアイメイクが崩れやすくなるので、この段階でアイシャドウベースを仕込んでアイメイクのモチをUPさせましょう。
アイシャドウベースを塗っているか否かでメイクモチだけでなく、メイク直しのしやすさも変わってくるので塗っておくことをおすすめいたします。
塗りすぎると逆にメイク崩れの原因になるので、米粒1粒分くらいを両目にぽんぽんっと優しく塗ってあげると良いでしょう。下瞼にも忘れずに。
ちなみに私が使っているアイシャドウベースは『キャンメイク ラスティングマルチアイベース』。
衛生的に使いやすいチューブタイプで、ラメなし・カラーなしでアイシャドウに影響を与えない点が気に入っています。価格も良心的なので、興味のある方はぜひ。
フェイスパウダー
フェイスパウダーは色のあまり付いていないものをチョイスして、肌をサラサラにしてテカリやメイク崩れを防止しつつ、マスク移りも防止すると良いかなと思います。
マスクを外しても良い時期になってきましたが、まだまだつける機会もあるでしょうからマスク移り防止は考えておいたほうが得策です。
私はテカりやすいTゾーン・べたつきやすい顔まわり・目周り・口周りを中心に優しくのせてから、頬は軽めにのせて塗り過ぎを防止しつつサラサラ肌にしています。
ちなみに私が使っているフェイスパウダーは『ちふれ プレストパウダー 』。
正直、フェイスパウダーにはそこまでこだわりはありませんが…ベースメイクはブランド統一した方がメイク持ちが良いと聞いたことがあるのでちふれを使っています。
テカりやすいところはしっかりとサラサラにしつつ、それでいて乾燥することもないし…マスク移りなどもないので、特に不満のないフェイスパウダーです。
泣いても崩れにくいアイメイク
アイブロウパウダー
ベースメイクがナチュラルですし、泣いて赤くなったときに目元を主張しないようにアイブロウもナチュラルにパウダーでつくったほうがパランスが良いかなと思います。
中間色をふんわりとしたブラシで全体の隙間を埋めるようにのせてから、濃い色を斜めカットのブラシを使って毛の足りない部分を描き足すようにのせるのがおすすめです。
ちなみに私が使っているアイブロウパウダーは『ちふれ アイブローパウダー アイブロウ 』。
ちふれのアイブロウパウダーはちゃんと発色しながらもナチュラルな仕上がりになってくれるし、付属のブラシがすごく使いやすいのでお気に入りです。
アイシャドウパレット
アイシャドウは泣いたときにラメが流れないように、そして泣いて赤くなる目元を引き締められるようにラメ・パールの入っていないマット系ブラウンがおすすめです。
泣いてメイク崩れしたときに悪目立ちしやすいのがアイシャドウ、それでいてメイクしている感を出しやすいのもアイシャドウなので…ちょうどよい塩梅が求められますね。
ただマット系ブラウンであれば、メイク崩れしたときにもそこまで悪目立ちはしにくいので…スモーキーアイなどでない限り、ある程度は遊んでも良いかもしれません。
ちなみに私が使っているアイシャドウは『キャンメイク パーフェクトマルチアイズ』。
プチプラでは珍しいオールマット系のアイシャドウパレットで、値段の割に全体的にカラーと配色が落ち着いたトーンで大人でも使いやすい点が気にっています。
WPアイライナー
アイライナーは泣いても崩れにくいウォータープルーフのリキッドアイライナー、カラーは崩れた時に悪目立ちしにくいブラウン系がおすすめです。
やはりペンシルよりもリキッドの方が涙に強くてメイク崩れしにくいし、メイク崩れした場合にも悪目立ちしにくいので…リキッドをチョイスした方が安心だと思います。
カラーもブラックだといわゆる『パンダ目』になりますが、ブラウンだといい感じにアイシャドウと馴染んでくれるので…メイク崩れが目立ちにくくなりますよ。
もっと言うと泣いた時にできるだけメイクを崩したくないのであれば、粘膜はできるだけ引かないほうが無難かなと思います。
ちなみに私が使っているアイライナーは『キャンメイク スリムリキッドアイライナー 』。
ペン先が細く・短めなのでまつげの隙間を埋めやすいですし、目尻側のアイラインを長めに引く時もめちゃくちゃ引きやすくて気に入っています。
WPマスカラ
マスカラは涙に負けない崩れにくさのあるウォータープルーフタイプ、カラーはメイクしている感が出やすいブラックがおすすめです。
泣いても崩れにくいメイクをしたいのであれば、ウォータープルーフのマスカラがやはり無難ですね。
カラーに関しては正直お好みではあるのですが、デート中に写真を撮る機会があるかもしれないことを考慮すると、盛れるブラックのマスカラが良いのかなと思います。
あと泣いた時、上まつげよりも下まつげの方が涙の影響を受けて汚く崩れやすいので、下まつげにはマスカラは塗らない方が良いかもしれませんね。
ちなみに私の使っているマスカラは『キャンメイク クイックラッシュカーラーロングマスカラ 』。
ロング感・ボリューム感が良いのはもちろんのこと、ウォータープルーフで崩れにくいのにオイルクレンジングでちゃんと落ちてくれる点が気に入っているマスカラです。
泣いても崩れにくいリップ
泣いている時、意外と口元を動かしたりマスクを触って動かしたりする機会も多いので、リップはティントタイプにして長時間キープさせておきましょう。
あとは映画デートの場合、ポップコーンをつまんだり飲み物を飲んだりすることもあるでしょうから…リップにも崩れにくさを求めておくのがおすすめです。
リップを塗ったら、マスクをする前には1度ティッシュオフしてマスクへの色移りを防止するのもお忘れなく。
ちなみに私の愛用は『キャンメイク ジューシーリップティント』。
こちらは大人も使いやすい深みのあるカラー展開・色持ちの良さ・程よいツヤ感・塗り心地が気に入っているティントです。
メイクしてる感を出したい方は濃いめのカラーをガッツリと、デートメイクだから…という方はぽんぽんっと優しく塗ることで色味の調節ができる点も魅力的。
メイク直しのポイント
いくら泣いても崩れにくいメイクをしたと言っても、多少は崩れてしまう可能性は0ではないので…メイク直しのことも考えておくことをおすすめいたします。
映画を見ている時は多少気をつけつつも思う存分泣いて、その後「ちょっとお手洗いに…」と言って、メイク直しをするのがベストです。
涙は添えるように拭く
そもそも目元のメイクをできるだけ崩さないように、涙は目元に添えるように優しいタッチで拭き取るようにしましょう。
拭き取るというよりも、ティッシュに水分を吸わせるという言い回しの方が正しいかもしれませんね。
鼻水が…という方は、同じようにゴシゴシ擦ったりはせずに優しく拭き取って上げてくださいね。
ゴシゴシ拭き取るとメイクは崩れる・赤くなるで良いことがないので、できるだけ『綺麗に泣く』ことも意識しておくのがおすすめです。
あと泣いたときには上まぶたにも意外と水分が溜まっているので、メイクを崩さないようにこちらも優しいタッチで水分を拭き取っておくことをお忘れなく。
ゴミを持ち歩くのが嫌だという方は水に流せるティッシュをチョイスして、メイク直しをすると同時にトイレに流してしまうと良いかもしれませんね。
濡れてる綿棒でピンポイントオフ
メイクが崩れるとすると、下まぶたあたりが一番顕著だと思うので…崩れてしまった部分は、濡れてる綿棒を使って早急にオフしてあげましょう。
クレンジングシートなどだと崩れていないメイクまで根こそぎオフしてしまうので、あくまでもメイク崩れしている部分だけ取るのがポイント。
濡れている綿棒をメイク崩れしている部分の上を転がすように動かして、上澄みのヨレだけを優しくオフしてあげましょう。
綿棒を持ち歩いて濡らしても良いのですが、個人的には個包装の濡れている綿棒の方が手軽&衛生的なのでおすすめです。
紙おしろいでぱぱっと
泣いてテカってしまったお顔は、パウダー付きのあぶらとり紙『紙おしろい』で簡単にメイク直しするのがおすすめです。
泣いた時は意外とエネルギーを使っているのか、顔がテカってしまうことが多いので…映画デートで泣く予定があるのであれば、あぶらとり紙は持っておくとGOOD。
さらにおしろいがついている紙おしろいならば、そのままフェイスパウダーを重ねなくても時短&コンパクトにメイク直しができるのでおすすめです。
メイク直しに時間を掛けたくない・パートナーを待たせたくないという方は、ぜひ紙おしろいをチェックしてみてください。
まとめ
映画で泣いても崩れにくいメイクのやり方・コスメについてご紹介しました。
使うコスメはプチプラばかりですし、ちょっとしたポイントを抑えるだけでメイク持ちが良くなるので、泣く映画を観る予定がある時にはぜひ参考にしてみてください。
ただここまで崩れにくいメイクをしたとしても、やはり崩れる時は崩れるのが悲しきかな…現実です。
でもどうしても泣ける映画を観たいんだという方は、映画館で映画を観るのを諦めて自宅&すっぴんで映画を観るという選択肢を考えてみるのも良いかもしれませんね。