SFとコメディの良い所取りをした映画『メン・イン・ブラック』。
昔から大好きな映画で変わらずカッコいいし面白いし、SF好きになるきっかけをくれた大切な作品であり、何度観ても改めて好きであることを実感できるような自分の中で最高の作品です!
映画『メン・イン・ブラック』の作品情報
あらすじ
ニューヨーク市警の刑事・エドワーズが『人間ではない犯人』を追跡していたことで出会ったのは、黒いスーツに身を包んた謎の男・K。
何も分からず戸惑うエドワーズに、Kは地球上には約1500以上ものエイリアンが人間に姿を変えて暮らしていることを伝え、エイリアンが犯罪・侵略行為を行わないように監視し、その存在を世間から隠すための最高機密機関・MIB(MEN IN BLACK)に入らないかとスカウトします。
悩んだ末にその誘いに乗ったエドワーズは意を決してMIBのエージェントとなり、黒いスーツに身を包む名前のない男・Jになりました。
そんなベテラン捜査官・Kと新米捜査官・Jコンビの記念すべき初任務は、銀河系の存亡を賭けた戦いで…。
動画リンク
映画『メン・イン・ブラック』の感想
【面白ポイント】
- 真面目にコメディが面白い
- SF×コメディで観やすい
- オリオンちゃん可愛い。
真面目にコメディが面白い
今作の真面目にコメディな雰囲気が大好きで、緊張感のあるシーンで放たれる気の抜けたセリフとか行動が最高に面白くて、何度観ても笑えるような映画でしたね。
個人的に一番好きなのがJの入社テストのシーン!
筆記テストでビリッと破れるテスト用紙とぽきっと折れる鉛筆、何だかんだでみんな真面目に取り組みながらもやりにくそうにしている雰囲気、その雰囲気をぶち壊すようにテーブルを無理やり引き寄せて使うJが何とも無邪気というか…(笑)
最後に一緒に使う?と他の人に聞いていたのも実にJらしいというか、悪気があるようでないというか悪気100%というか…そういうイタズラ坊主みたいな感じがにじみ出ていて余計に笑えました。
私はMIBシリーズの中でもエージェントJが1番好きでして、あのイタズラっぽい感じなのに根は優しくて、でもやっぱりイタズラ心が出てきてしまう少年のような姿が大好きです。
そんな少年の心を持ったキャラクターがお好きな方、真面目なコメディがお好きな方はぜひともチェックしてみてください!
SF×コメディで観やすい
今作はSFでありあがらコメディの要素を組み合わせている作品で、難しく考えることなく受け入れやすいですし、茶化しながらSF展開が繰り広げることで理解しやすくなっていたので、この作品がきっかけでSF作品って面白いんだなと思えるようになりました。
なので自分にとってはSFのイメージを変えてくれた大切な作品です。
エイリアン・ストーリー共に今観ても遜色のない出来なので、昔の私のようにSF作品が苦手と思っている方は、ぜひとも今作はチェックしてみてください。イメージが変わるかもしれません!
オリオンちゃん可愛い。
今作の自分的ヒロイン・にゃんこのオリオンちゃん。
まず顔が可愛い、そしてオレンジの毛並みが可愛い、Jの足元にスリスリしていたり仕事机に「かまってー」と乗ってきたり行動が可愛い…パーフェクトにゃんこです。
そんなかわいい子がカバンに入って一緒にお出かけしてみたり、常に主人の側にいて…忠犬ハチ公のねこちゃん版のような忠義の貫きっぷりでかわいいやら切ないやらで…もうたまりません。
MIBシリーズというとパグのイメージが強いかもしれませんが、MIB1ではむしろパグちゃんはちょい役でねこちゃんの方がメインで登場するので、ねこ好きな方はぜひともチェックしてみてください!
映画『メン・イン・ブラック』の考察
エドガーの皮を被っているエイリアン・バグの人生について、ラストのローレルについて考察していきます。この考察でストーリーの印象が変わるとかそういうことではないのですが、こうだったのかもしれないなと妄想…考察するのが楽しかったですね。
エイリアン・バグの人生
基本的には虫ということなので、大型に進化する前は地球の虫と同じくらい小型な生物だったのだと思います。
小さいバグは地球の虫と同じように他の生物に鑑賞用として捕獲されたり、踏まれたり…食べられる以外の末路を迎えることも多く、他の生物を恨むこともあったのでしょう。
その時の劣等感・恨みから大型に進化した今、他の生物を絶滅させようと動き出したのかもしれません。
ラストでローレルはどうなっているのか?
Kが記憶を消して世界に帰って行ったあと、Jと共に黒いスーツを着ているローレルの姿がありました。Jと黒いスーツを着てエイリアンの話をしているということは…ローレルもMIBに入ったようですね。
突然のエイリアン襲撃にも勇敢に立ち向かい、人質になった時にも取り乱さず、最後にはJとKのピンチを助けてくれたことで、Jに才能を買われてスカウトされたのだと思います。
Jは足の速さを見込まれて、ローレルは度胸を見込まれたという感じですかね。
ちなみにMIB入社後のローレルに関しては、続編の映画『メン・イン・ブラック2』で語られています。
こちらについても記事を書いておりますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!
映画『メン・イン・ブラック』の関連作品
今作とはまた少しテイストの違ったSFストーリーなので、興味のある方はぜひ。
今作の良さをまるっと引き継いでくれた名作なので、かなりおすすめです!
まとめ
何度観ても面白いなと思える、最高の作品でした。
さらに今回改めて観たことでバグのことを考察したり、新たな楽しみ方を広げることができたので、好きな作品は観るたびに好きなものが増していくというか、何度でも驚かされて楽しむことができますね。
SF好きな方からそうでない方にまで、幅広い方におすすめな映画になっているので少しでも興味のある方はぜひともチェックしてみてください!