ちゃっぷのいつでも映画日和

考察大好き人間による映画の感想・考察記事を書いています(*´ω`*)

映画『ステキな金縛り』の感想・考察 大泉洋さん演じる勝訴を持つ男の正体

ステキな金縛り

 

三谷幸喜監督によるミステリー×コメディ映画『ステキな金縛り』

 

ホラーとしての設定の面白さ、ミステリーとしてのストーリー、コメディとしての笑いのすべてがある映画で、三谷幸喜監督作品の中でも個人的に1番大好きな映画です!

 

三谷幸喜監督作品ならではの豪華キャストの無駄遣い感、設定もストーリーもギャグも面白い映画をお探しの方にぜひともチェックしてみていただきたい映画ですね。

 

 

映画『ステキな金縛り』の作品情報

 

あらすじ

失敗続きの中、とある事件の担当になった弁護士・宝生エミ。

 

被告人は無罪を主張し、完璧なアリバイがあると言っているのですが…。

 

被告人が主張しているアリバイは「事件当夜、旅館の一室で落ち武者の幽霊にのしかかられて金縛りにあっていた」というものでした。

 

真実を知るべく、宝生弁護士が実際にその旅館に訪れてみると…被告人の言った通り、本当に金縛りにあい、自分にのしかかる落ち武者の幽霊が現れます。

 

重要なアリバイ証人となる落ち武者の幽霊・六兵衛を捕まえた宝生弁護士は、彼に裁判で証言してもらおうとするのですが…。

 

予告動画


ステキな金縛り(プレビュー)

 

動画リンク

 

映画『ステキな金縛り』の感想

 

【面白ポイント】

  • 豪華キャストだからこその安心感
  • ジャンルのバランスが良い
  • エンドロールまで面白い

 

豪華キャストだからこその安心感

ステキな金縛りはメインキャストだけでなく周りを支える脇役からちょい役まで、全てのキャストが豪華なのでやはり観ていて安心感があります。

 

豪華キャストのみで作り上げられているので全員の演技が自然で観やすくて、コメディ映画でありながら違和感を感じることなく観ることができました。

 

また豪華キャストが真面目にコメディをしているからこそシュールで余計に笑えるという部分もあるので、作風と豪華キャストがすごくマッチしていたと思います。

 

なので豪華キャストだからこその安心感のある映画をお求めの方、コメディ映画をあまり観たことがないという方にもおすすめしたい映画ですね。

 

ジャンルのバランスが良い

今作はホラー・ミステリー・コメディといった、それぞれのジャンルのバランスがすごく良かったです!

 

メインジャンルはコメディなのですが、だからといってホラーやミステリーの要素を疎かにすることなく、かといって作り込み過ぎることもなく…。

 

何というかそれぞれの邪魔をすることなく、お互いを活かしながら最高のバランスでジャンル同士が絡み合っているような映画でしたね。

 

幽霊こそ出てくるものの、ホラー要素は金縛りシーンぐらいで怖さはそこまでないので、ホラー映画が苦手という方にもおすすめですし。

 

ミステリーのトリック自体ははよくあるものなのですが、他のジャンルと合わさることで斬新な展開を生み出していて、笑いあり驚きありで良かったです!

 

そして三谷幸喜監督作品らしいコメディ感!

 

セリフ・効果音・行動・斬新な展開の全てで真っすぐに笑わせに来てくれているので、大人から子供まで何も考えずに笑えるような映画になっています。

 

なので複数ジャンルが組み合わさっている映画、笑えるけどストーリーも面白いコメディ映画をお求めの方におすすめしたい映画です!

 

エンドロールまで面白い

ステキな金縛りは本編だけではなく、エンディング後のエンドロールまで面白いです。

 

エンドロール限定で出演している隠れ大泉洋さん。

宝生弁護士たちのアフターストーリー。

そして全ての写真にちゃっかり写り込んでいる六兵衛たち。

 

笑いながら映画のその後を楽しむことができますし、「六兵衛さんを探せ!」とちょっとしたゲーム感覚でも楽しむことができます。

 

なのでステキな金縛りが好きだったという方には、ぜひともエンドロールまでチェックしてみていただきたいです!

 

映画『ステキな金縛り』の考察

 

【考察ポイント】

  • 大泉洋さん演じる勝訴を持つ男の正体
  • 現世に霊が留まるために条件
  • 犯人・鈴子に霊が見えるようになった理由
  • 宝生弁護士に霊が見えなくなった理由

 

大泉洋さん演じる勝訴を持つ男の正体

大泉洋さん演じるエンドロール限定のキャラ・勝訴を持つ男は、実は羽柴秀吉(豊臣秀吉)の子孫なのではないかなと思います。

 

羽柴秀吉とは、以前記事にした映画『清須会議』に登場する大泉洋さん演じるメインキャラ。ちなみに清須会議には更科六兵衛もちょっとだけ登場しています。

 

なので2作品に何がしかの繋がりがあるのではないかな…あるといいなと。

 

ステキな金縛りで六兵衛さんの子孫が登場していたように、羽柴秀吉の子孫も実は出演していた…と思うと、両作品観ている者としては嬉しいなという想いからの妄想です。

 

ただ勝訴を持つ男が同じ大泉洋さんが演じているから羽柴秀吉の子孫だと考えると、ステキな金縛りに登場する六兵衛の子孫・木戸健一の存在が揺らいじゃうんですよね。

 

木戸役の浅野忠信さんは『清須会議』では前田利家という六兵衛さんとは縁も所縁もない人物を演じているので…。

 

同じ顔だから子孫という考えはもしかしたら違うのかもしれませんが、個人的にはそうだったらいいなと期待と希望を込めて思ってます。

 

ちなみに大泉洋さんがエンドロールのみの勝訴を持つ男というキャラで出演している理由は、撮影現場にたまたま居合わせたかららしいです(笑)

 

現世に霊が留まるための条件

検事の愛犬・ラブ、宝生弁護士の父が大切な人の側にいなかったことを考えると、現世に留まることが出来るのは人の手によって命を奪われた人物だけなのかなと思います。

 

恨み・未練で現世に留まっているのかなとも思ったのですが、だとしたら幼い子供を残してこの世を去った宝生弁護士の父も側にいないとおかしいですから…。

 

おそらく他者によって命を奪われた人物しか留まることが出来ないのだと思われます。

 

普通の霊が現世に来るためには、現世にいる霊や段田さんに連れてきてもらうしかないのでしょう。

 

なので事件の被害者・風子も実は天界にはおらず、現世に留まっているところを段田さんに連れてこられたのだと思います。

 

犯人・鈴子に霊が見えるようになった理由

霊を見るためにはツイていない人生・命の危機を身近に感じること・シナモンの摂取が必要になるので、おそらく鈴子もその条件を満たしていたのだと思われます。

 

せっかく風子になりすましたのに裁判で自分の正体が明らかになり、夫のパン工場が閉鎖、離婚したいけど離婚もできず、姉に浮気はバレるし…かなりのツイていない人生

 

そして姉の風子が亡くなったこと、1歩間違えれば自分の方が命を奪われていたかもしれないということから、命の危機を身近に感じています

 

最後にシナモンの大量摂取

 

おそらくシナモンを好きでなくても、霊を見るために必要な量のシナモンを摂取していれば条件を満たすのでしょう。

 

このすべての条件を満たしたことで、鈴子は今まで見えていなかった霊が見えるようになったのだと思います。

 

宝生弁護士に霊が見えなくなった理由

ラストで宝生弁護士が霊を見る力を失ったのは、霊を見るための条件を満たさなくなったためだと思います。

 

おそらく失敗ばかりでツイていなかった人生が、今回の幽霊裁判で勝訴したことによりツイている人生に変わったのでしょう。

 

だから霊を見るための条件が揃わず、霊を見る力を失ってしまったのだと思われます。

 

もしくは霊を見る力を鈴子に譲渡してしまったのかもしれませんね。

 

裁判の最後、鈴子にシナモンを吹きかけることで霊が見えるようにしていましたが、実はその時に霊を見るための力、素質みたいなものも譲渡していたのではないかな。

 

霊を見るためにはその素質がそもそも必要で、それにプラスしてツイていない人生・命の危機を身近に感じる・シナモンといった条件も必要になるのではないでしょうか。

 

裁判中は自分の中に残っていた力で霊を見ることが出来ましたが、裁判終了と共にその力を使い切ったことで完全に霊が見えなくなったのだと思われます。

 

印象としてはマンガ『僕のヒーローアカデミア』のオールマイトに近いです。

 

オールマイトの個性『ワン・フォー・オール』みたいに、人から人へとゆっくり才能や能力が継承されていくようなものだったのではないかなと思います。

 

 

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まとめ

 

いやぁ~、何度観ても面白い映画です!

 

キャスト・ジャンル・展開・結末・コメディ要素、大好きなものが全て揃った映画なので、もう自分の中では間違いのない安心の映画となっています。

 

カップルで、家族で、親子で…誰とでも楽しめるようなコメディ映画をお探しの方にイチオシの映画です!