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考察大好き人間による映画の感想・考察記事を書いています(*´ω`*)

映画『トレイン・ミッション』の感想・考察 ラストのバッジの意味&事件の真相

トレイン・ミッション(吹替版)

 

列車内での緊迫した人探しを描いた映画『トレイン・ミッション』

 

以前記事にした映画『フライト・ゲーム』と似ている設定だけどアクション控えめ・ミステリー強めな映画で、フライト・ゲームとはまた違った魅力がある映画でした。

 

王道展開で盛り上げつつ、人情味もあるミステリー映画という雰囲気も良かったです。

 

どちらかといえばガッツリとしたミステリー映画をお求めの方よりも、分かりやすい王道展開がお好きな方、温かさのある映画がお好きな方におすすめな映画ですね!

 

 

映画『トレイン・ミッション』の作品情報

 

あらすじ

10年勤めた保険会社を突然リストラされた会社員・マイケル。

 

60歳にして突然職を失ったショックだけではなく、住宅ローン・息子の学費とこれからの生活費に頭を悩ませながらも、いつもの通勤電車で帰路についていました。

 

そんなマイケルの前の座席に腰掛ける見知らぬ女性・ジョアンナ。

 

気さくに話しかけてくる彼女と他愛もない話をしていたのですが、突然「乗客の中から荷物を持ったとある人物を探してほしい」と依頼されます。

 

その人物に関する情報は常連客ではない、終着駅で降りる、プリンと名乗っていることの3点だけ…報酬は10万ドル。

 

はじめは断ろうとしていたマイケルでしたが、家族を人質に取られてしまい断ることができず…マイケルは元警官の経験と頭脳を活かしてプリン捜索をはじめます。

 

予告動画


3/30(金)公開『トレイン・ミッション』予告編

 

動画リンク

 

映画『トレイン・ミッション』の感想

 

【面白ポイント】

  • 映画『フライト・ゲーム』に似てる
  • 盛り上がる王道展開
  • 人情味のあるラストも良かった

 

映画『フライト・ゲーム』に似てる

ミステリーの設定・舞台・印象が、以前記事にした映画『フライト・ゲーム』によく似ていましたね。

 

落ちぶれた元警察官の主人公。

動く密室で巻き起こる事件。

見知らぬ人物からの脅迫。

乗客全員が怪しい。

どんどん消されていく乗客たち。

負けられない頭脳戦。

 

フライト・ゲームと設定やストーリー展開がかなり似ていましたね。

 

監督と主演が同じ映画なので似ていて当然なのかもしれませんが、フライト・ゲームの設定がお好きな方だと気に入るミステリー設定だったのではないかなと思います。

 

キャラクターの謎も多いし、緊迫感もあり…犯人を探し出す探偵ものではなく、探さざるを得ない状況に追い込まれるというのがミステリー映画の設定として良かったです。

 

ただミステリー要素の魅力が強い分、フライト・ゲームに比べるとアクション要素は控えめでしたね。

 

どちらかといえばフライト・ゲームはアクション映画として楽しみたい方に…。

 

謎解きの詰めが甘い感じはありますがフライト・ゲームに比べるとミステリー要素が強いということで、トレイン・ミッションはミステリー好きな方におすすめな映画です。

 

盛り上がる王道展開

ミステリー要素が強いといっても難解な謎とかはなく、シンプルというか…ド定番の盛り上がる王道展開だったと思います。

 

謎ばかりの脅迫者からの依頼で人探しをしたり、冒頭の伏線がラストで回収されたりと、シンプルかつ定番の王道展開で良かったです!

 

アクションもそんな感じでかなり王道。

 

電車の下に入り込んだりすれ違う電車にぶつかりそうになったり、車両を切り離したりと…電車という舞台を利用した派手さのある王道アクションばかりでした。

 

対人戦でのアクションシーンはそこまで…って感じですが、映像的なアクションは良かったと思います!

 

電車という誰でも乗ったことのある身近な乗り物が舞台ということで、派手さもありながら親近感も湧くアクション映像で個人的には好きでしたね。

 

ただアクションも派手だしミステリーも良かったとは思うのですが、どちらもあくまでも王道なので…目新しさはないかもしれません。

 

どちらかといえば斬新さ・驚きのある映画を求めている方よりも、シンプルな王道ミステリー×アクション映画がお好きな方におすすめな映画です。

 

人情味のあるラストも良かった

ただ怖がっていただけの乗客たちがだんだん味方になって、ラストには自分の意思でプリンを助けようと行動を起こしていたのは、人情味のある展開で良かったですね。

 

非現実的ではあるのですが、アクション映画のラストとしてはほっこりとするというか…みんながヒーローになっている感じがすごく良かったです。

 

1人のヒーローに守ってもらう・ヒーローを信じるだけではなく、自分たちも行動を起こそうとする・変わっていくというのが個人的には好きでした。

 

そしてそれだけで終わりではなく、最後にはキッチリと謎の女・ジョアンナを捕まえに行くというのも満足感のあるラストでしたね。

 

黒幕の正体、ジョアンナの正体について説明不足な部分はあれども、個人的には人情味のある満足感のあるラストで良かったと思います!

 

どちらかといえば王道ストーリーにふさわしい王道ラストがお好きな方、カッコ良く・ハッピーエンドなラストがお好きな方におすすめなラストでした。

 

映画『トレイン・ミッション』の考察

 

【考察ポイント】

  • ギター男の正体
  • ラストのバッジの意味
  • マーフィーが命を落とした理由
  • 事件の真相
  • 謎の女・ジョアンナ&黒幕の正体

 

ギター男の正体

ギターを持った男もおそらくはマイケルと同じ、ジョアンナに脅迫されて仕方なくプリンを消そうとしていた実行犯の1人だと思います。

 

マイケルが犯人捜しを始めた時の戸惑い方を見ると、金のためというよりかは怯えているような印象が強かったので、おそらく家族を人質に取られていたのではないかな。

 

だからこそどうしてもプリンを消さなければならないという強迫観念が強く、犯行を止めようとするマイケルと戦うことになったのでしょう。

 

そしておそらくですがこの男もマーフィーと同じ警察官で、市職員・エンリケを襲った実行犯 の1人だと思います。

 

「エンリケを襲っていたのは2人」とプリンも言っていましたし。

 

元刑事のマイケルとほぼ互角に戦っていたこと、重要人物を消す大役を任されていたことを思うとただのチンピラではないと思うので、おそらくは刑事だと思います。

 

さらにエンリケの事件に関わっていたマーフィーがプリンを消せとジョアンナに言われていたことを思うと、ギター男もエンリケの事件の関係者だったのではないかなと。

 

なのでギター男もプリンを消そうとしていたものの、家族を人質に取られていたためにそうせざるをえなかった…事件に巻き込まれてしまった人物だったのだと思います。

 

ラストのバッジの意味

マイケルは警察官に復職し、ジョアンナを逮捕するために警察バッジを持って電車に乗り込んでいたのだと思います。

 

なのでマイケルがラストで持っていたバッジは警察バッチ、「ちょっとしたことならできる」と言っていたのは逮捕のことですね。

 

家族のためにと10年前に警察を離れていたマイケルですが、事件解決する喜びを思い出したこと、職を失ってしまったことから警察への復職を希望したのかもしれません。

 

まぁ…マーフィーの席が空いているでしょうし。

 

ギター男も警察官だったのだとすれば、警察官を突然2人も失って警察も人手不足でしょうから…警察としてもベテランの復職はありがたかったのではないかなと思います。

 

だからこそすぐに警察バッジを持つことが出来たし、ジョアンナ逮捕という大役も単独で任されていたのではないでしょうか。

 

マーフィーが命を落とした理由

誤射防止のために肩に付けていた仲間を識別する機械・認識タグをマイケルに取られてしまったために、マーフィーは警察の狙撃班に撃たれて命を落としてしまいました。

 

そもそもマーフィーは元々消される予定だったのだと思います。

 

おそらくプリンだけではなく、マーフィー含めたエンリケの事件に関わった全ての人間を始末するために、こんな列車内の面倒な事件を起こしたのではないでしょうか。

 

マイケルがバスジャック犯として報道されたら、マーフィーが電車内に乗り込めるように列車の運転手を手にかけさせ…。

 

その後はジョアンナからの電話で正体がバレるように誘導しつつ、マイケルがマーフィーの命を奪うように仕向けていたのではないかなと思います。

 

マーフィーには確実にプリンの命を奪うこと、証拠品を回収して持ってくるように命令しておけば必ず電車内に乗り込ませることができますからね。

 

警察としてもマイケルと親交のある警察官を交渉役として向かわせるでしょうから…すべてはジョアンナの計画の内だったのだと思います。

 

マイケルはそんなマーフィーを思いとどまらせようと何度も説得しましたが、マーフィーは聞く耳を持たなかったために致し方なく認識タグを取ったのでしょう。

 

こうすればマイケルが撃たれることはなく、狙撃犯がマーフィーを犯人だと思い込んで撃ってくれることを知っていたからこそ認識タグを取ったのだと思います。

 

事件の真相

おそらくプリンを含め、エンリケの事件に関わった全ての人間を始末しつつ、犯人役を用意するために今回の事件は起きたのだと思います。

 

面倒な計画の理由

市職員・エンリケの事件をこれ以上捜査させないため、犯人を用意して捜査を終わらせるために今回の事件を起こしたのだと思います。

 

エンリケが命を落とした事件の犯人はマーフィーとギター男

 

警察官ならば事件捜査の一環としてエンリケに近付いても不自然じゃないから、この2人をジョアンナは犯人役として選び、脅迫したのではないかな。

 

そしてエンリケの持つ贈収賄事件に関わる証拠品を回収させ、自ら命を絶ったように見せかけるためにビルから突き落とす形で命を奪わせたのでしょう。

 

こうすれば贈収賄事件の疑惑は募るものの、真実は闇の中に消えてくれるから。

 

これで終わりとなるはずが…プリンという目撃者が現れ、エンリケの所持していた証拠品を持ち去ってFBIに通報してしまいました。

 

このままではエンリケの持っていた証拠品・プリンの目撃情報がFBIに知られてしまい、ジョアンナや黒幕に捜査の手が伸びる可能性が出てきてしまいます。

 

それを阻止するためにプリンを消しつつマーフィーを犯人に仕立て上げ、エンリケの事件に決着を付けるというか、終わらせるために今回の事件が起きたのではないかな。

 

だからこそジョアンナ自身が手を出すことはせず、全てをマーフィー・ギターの男・マイケルに任せるという面倒な計画を立てたのだと思います。

 

マイケルが選ばれた理由

プリンを探し出すための探偵役にマイケル選んだのは保険屋だったから、そしてマーフィーを自然な形で消すための役者として必要だったからだと思います。

 

おそらくエンリケはマイケルの勤める会社の保険に加入していて、マイケルがその担当者だったのではないでしょうか。

 

このままだとエンリケに保険が適用されるかどうかマイケルが調査を始めてしまう…それを阻止するために、マイケルを急遽クビにしたのではないかな。

 

おそらくマイケルの勤める保険会社にも内通者がいたのでしょう。

 

あとはエンリケの保険加入をもみ消すだけでOKでしたが…せっかくだからマーフィーを消すための役者にマイケルを追加しようと考えたのだと思います。

 

優秀な元刑事であるマイケルが電車内にいれば、マーフィーが電車内に乗り込む理由にもなるし、彼が犯人だと推理した上でマーフィーを消してくれる…。

 

さらに最後には、列車ジャック犯として警察に狙撃されてマイケル自身も消えてくれると考えたのでしょう。

 

だからこそFBIに手を回してプリンの乗る電車を指定するという手間をかけてまで、マイケルとプリンを同じ電車に乗せたのだと思います。

 

ただマーフィーは消せたものの、マイケルは認識タグを取ったことで生き残ってしまったので…ジョアンナの計画は失敗に終わってしまいました。

 

犠牲者たち

横断歩道で車に轢かれて命を落とした常連客・ウォルト、ギター男に消されてしまったFBIの男も、おそらくは事件の関係者だったために消されたのだと思います。

 

ウォルトもジョアンナに脅迫されていた協力者。

 

確か映画冒頭で「トイレに行く」と言っているシーンがあったので、おそらくトイレにジョアンナが用意した報酬金を仕込んだのはウォルトだったのでしょう。

 

さらにマイケルが「通報してくれ」とメッセージを残したことをジョアンナに伝えたのもウォルトだったと思います。

 

ただこのままウォルトを逃がしては事件のことを密告される可能性があるので、それを阻止するために見せしめも兼ねて消されたのでしょうね。

 

そしてFBIの男もおそらくジョアンナの協力者。

 

プリンをマイケルと同じ電車に乗り込ませるために時間・行き先を指定させたのが、この男だったのではないでしょうか。

 

おそらく「自分が同じ電車に乗り込んで護衛するから、その電車にプリンが乗るように言ってくれ」とでもガルシア捜査官に伝えたのでしょう。

 

この人ももしかしたらギター男と同じように、電車に乗り込んでプリンを消すようにジョアンナから脅迫されていた1人だったのかもしれませんね。

 

エンリケの事件、列車の事件に関わった全ての人間を消すために今回の事件を起こしたのだとすれば、犠牲者たちもジョアンナの協力者だったのではないかなと思います。

 

謎の女・ジョアンナ&黒幕の正体

列車の人間に指示だけ出して消えた謎の女・ジョアンナは、おそらくはプロの請負人だったのだと思います。

 

依頼人から「自然な形でエンリケを消してほしい」「この事件をこれ以上調べられないようにしてほしい」と依頼されたために今回の事件を計画したのでしょう。

 

そんなジョアンナに仕事の依頼をした黒幕は、地方検事局の人間

 

冒頭で地方検事局の情収賄事件と、市職員・エンリケの事件が一緒に報道されていたことを思うと、おそらくエンリケは贈収賄事件の証拠を握っていたのでしょう。

 

ただこのままエンリケを消してしまっては「自分たちが犯人です!」と言っているようなものなので、あくまでも自分で命を絶った形で消したかったのだと思います。

 

だからこそわざわざ警察官をエンリケの所に行かせ、ビルから飛び降りたという筋書きを用意したのでしょう。

 

しかしエンリケの持つ証拠品をプリンが持ち去ってしまった&FBIに密告したので…。

 

プリンも消しつつ、これ以上捜査の手が伸びないようにエンリケ事件の犯人役まで用意する必要性が出てきてしまったのでしょう。

 

なのでジョアンナはプロの請負人として、依頼人である地方検事局の人間の要望通りに計画を立て、他人を使って実行させていたのだと思います。

 

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まとめ

 

王道展開・人情味のあるミステリー×アクション映画で、1つの映画として面白いのはもちろんのこと、視聴後の考察も楽しかったです!

 

ただミステリー映画としては謎解きの詰めが甘い部分もあるので、あやふやな部分もありますが…映画『フライト・ゲーム』よりかは筋を通せたかなと思います。

 

なのでどちらかと言えば王道展開で盛り上がる映画がお好きな方、人間のほっこりとする温かさのある展開がお好きな方におすすめの映画でした!