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考察大好き人間による映画の感想・考察記事を書いています(*´ω`*)

映画『余命10年』の感想・考察 和人(かずくん)の言動の意味&ラストの意味

余命10年

 

難病で余命10年になった女性の恋・葛藤・人生を描いた映画『余命10年』。

 

重ためなスタートでだいぶメンタルが持っていかれましたが…踏み出せない悲しみ・悔しさといった感情表現、幸せな恋と切ない別れが丁寧に描かれた魅力的な映画でした。

 

どちらかといえば切ない恋模様を描いた映画がお好きな方、葛藤・絶望などの感情表現が丁寧に描かれている映画がお好きな方におすすめ!

 

 

映画『余命10年』の作品情報

 

あらすじ

大学生活を謳歌していた20歳の時、肺動脈性肺高血圧症(PAH)という根本的な治療法がない余命10年の難病を発症し、2年間入院していた女性/高林茉莉。

 

入院中、仲良くなった患者から「最期まで生きて」とビデオカメラを託された茉莉は、キレイな風景・イベントがある度にビデオカメラを回します。

 

退院後、茉莉は久しぶりに大学時代の友達/藤崎沙苗たちと再会し、そこで恋や仕事の話を聞きますが、自分のことはやんわりと濁すことしかできませんでした。

 

帰宅後、中学時代の同窓会の知らせが届き…姉は同窓会で新しい恋が始まるかもなんて茶化しますが、恋なんてするつもりがないと未来を諦めていた茉莉。

 

同窓会の日、地元を離れていた茉莉は久しぶりに中学時代の同級生と再会し、そこでも育児・仕事の話になり…茉莉は出版系のOLと嘘をついてしまいました。

 

同窓会が二次会へと移ろうとする中、茉莉の隣で「人に会うのが久しぶりで飲みすぎた」と突然吐き出す元同級生/真部和人。

 

放っておくこともできずに介抱していると、中2の時に学ランのボタンをつけてくれたのがすごく嬉しかったと和人が話しますが…茉莉は覚えていませんでした。

 

それから少し時が流れ…就活を始める茉莉のもとに、真部が自宅から飛び降りたとの連絡。

 

幸いなことに命に別状はありませんでしたが、病院に来ない彼の家族の代わりに同じく同窓会に参加していた中学の同級生/富田タケルと病院に向かいます。

 

そこで親との絶縁・先月仕事をクビになった・同窓会で充実した生活を送っている同級生を見て生きている意味を見失い、人生に絶望して衝動的に飛び降りたと話す和人。

 

茉莉はそんな和人に「ズルい」と言うことしかできず、病院を後にしました。

 

その後も変わらず制限と通院ばかりの日々を過ごし、こんな生活がいつまで続くのかと思っていた茉莉の元に、和人とタケルから飲みに行こうと電話がかかってきて…。

 

予告動画


www.youtube.com

 

動画リンク

余命10年

余命10年

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映画『余命10年』の感想

 

【面白ポイント】

  • 重ためなスタート
  • 丁寧な感情表現
  • 幸せな恋と切ない別れ

 

重ためなスタート

これからという20歳で難病を発症・余命10年・仕事や恋を頑張る友人との会話・茉莉に気を使う家族など…最初からなかなかに重ためなスタートでしたね。

 

周りはみんな社会人・親・大人として苦労したり幸せになったり充実した生活を送っているのに、自分だけが取り残されてしまって嘘で隠してしまう茉莉。

 

友達だからこそ言いたくないことがあるし、今までの関係性を壊したくないからこその嘘に、すごく共感できるものがあって切なかったですね。

 

冒頭から最期の時は訪れるいうことは分かっていたけど、それでも彼女には幸せになってほしい・自分らしく生きてほしいと思わずにはいられない映画でした。

 

そして親と絶縁・会社のクビが重なって人生に絶望し、自宅の窓から飛び降りたかずくんの心情にもかなり共感できるものがありましたね。

 

周りは皆幸せそうで、過去の自分は未来への希望や期待に満ち溢れていて…自分の苦しみはいつまで続くのかと、絶望する気持ちはすごく理解できるものがありました。

 

病気を患って寿命が決まっている中生きている彼女のことも、絶望して飛び降りた彼のことも共感できて…何というか心にズシッとくるものがありましたね。

 

人生を諦めながら諦めたくない彼女と、人生に絶望して諦めようとした彼…感情移入していたからこそ、そんな2人の恋には心惹かれるものがありました。

 

印象としては映画『殺さない彼と死なない彼女』に似ていたかな。

 

人生を諦めようとしていた似た者同士の恋、生きたい・絶望・諦め・幸せな日常と切なさとの落差とかの印象がよく似ていたかなと思います。

 

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丁寧な感情表現

周りの人間が幸せそうで置いていかれる焦燥、ままならない人生への絶望、恋に踏み出せない歯がゆさとか…今作は感情表現がすごく丁寧でしたね。

 

何というか目の前に広がる幸せそうな光景を笑顔で見ながらも、心ここにあらずというか…どこか取り残されているのを感じる表情・画角・表現がすごく良かったです。

 

友達や好きな人と過ごす楽しい日常の裏で、眠る時には酸素吸入器が必須だったり毎日飲む薬をセットしていたり…。

 

何というか楽しい日常の裏に自分の現実が待っている、日々積み重なる何かがすごく切なかったです。

 

かずくんといい感じになっても今一歩が踏み出せない、アプローチに応えられないイラつき・悲しみ・悔しさ・歯がゆさとかの表現も、すごく共感できて良かったし…。

 

命の意味・生きたい意味を見出そうとする残りの人生、覚悟してきた終わりへ向かう準備、願っても叶わない生への渇望とか…すごく切なかったですね。

 

全体的に感情表現が丁寧だからこそ感情移入しやすくて、何というか幸せを願わずにはいられない感じがありました。

 

すごく登場人物と一緒に悲しんだり不安になったり、感情を動かしながら観られる映画だったと思います。

 

幸せな恋と切ない別れ

人より短い時間しかいられなかったけど幸せな恋、最初から分かっていた別れの結末…すごく切なくて悲しくて、儚いけどキラキラ輝いた恋物語でしたね。

 

恋している時は本当に幸せで、楽しかった・嬉しかった・大好きだったというのが伝わってくるし…。

 

近い将来、別れの時がくるのは分かっていたけど恋せずにはいられなかった・愛さずにはいられなかったというのも、ひしひしと伝わってきてすごく良かったです。

 

切ないけど幸せで…ハッピーエンドではないのかもしれないけど、バッドエンドでもないと感じる映画でした。

 

最初から病気のこと・余命のことが分かっていたので、号泣とか泣けるとかは私の場合はありませんでしたが…心揺さぶられるものは確かにある映画でしたね。

 

映画の印象としては映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に似ていたかな。

 

別れが訪れることは分かっていた、短い時間しか恋できないことも分かっていた…それでも恋せずにはいられなかったという恋模様がすごくよく似ていたと思います。

 

別れの時がきてもずっと忘れない、忘れられない幸せな恋…すごく素敵な映画でしたね。

 

 

映画『余命10年』の考察

 

【考察ポイント】

  • どこまでが実話か
  • 和人(かずくん)の言動の意味
  • 最後のデートがスキー場な理由
  • タケルと沙苗が別れた理由
  • ラストシーンの意味
  • 茉莉がビデオを消した理由

 

どこまでが実話か

今作は主人公と同じ原発性肺高血圧症という難病を患っていた原作者/小坂流加先生がモデルになってはいるものの、あくまでもフィクションだと思います。

 

小坂さんは四姉妹の末っ子・大学卒業後に発病など、今作の主人公/茉莉とは少しだけ設定が違う部分があるようです。

 

ただ小説を書くことが好き・病名・余命10年を書き上げて亡くなったことなどはリンクしているので、全てフィクションというわけではないと思います。

 

おそらくですが恋したいけど踏み切れない、生きたい、幸せになりたいという茉莉の心理描写に関しては紛れもない実話でしょう。

 

好きな人と付き合いたい・恋したい・結婚したい・子供がほしい・未来への憧れ・叶わない悔しさ・葛藤も…全部実体験をもとにしているのではないかなと思います。

 

恋人関係の有無に関してはさすがに分かりませんが、かずくんのような素敵な人物も小坂さんのそばにいたのではないかな。

 

だから個人的にはあくまでも原作者の小坂さんをモデルにしてはいるけど、フィクション・ノンフィクション織り交ぜの映画だったのではないかなと思います。

 

和人(かずくん)の言動の意味

かずくんは茉莉のことが大好きで、彼女の影響を受けて再び生きようと思えたからこそ…彼女の想いに共感して、彼女の意思を尊重していたのではないかなと思います。

 

別れを受け入れた理由

スノボお泊りをした翌日、かずくんが茉莉の別れ話に抵抗しつつも最終的に受け入れたのは彼女の気持ちを理解できるから、彼女を苦しめたくなかったからだと思います。

 

かずくんは茉莉との結婚を考えるほど、彼女のことが大好きだし愛していました…もちろん本心は離れたくないし、ずっと一緒にいたかったことでしょう。

 

もし茉莉が別れ話さえしなければ、余命の話を聞いたとしても茉莉のそばにいてくれたし、最期まで彼女のそばにいてくれたのだと思います。

 

しかし茉莉はそれを望まない…いつ訪れるか分からない余命に怯え続ける人生を相手に与えたくない、相手の時間や幸せを奪っている罪悪感、現実から逃げ出したい気持ち。

 

一度は人生を諦めようとしたかずくんだからこそ、茉莉の気持ちは痛いほど分かったのではないかなと思います。

 

恋人になれて幸せだった・楽しかった、だからこそ幸せなまま逝きたいという想いも。

 

そして茉莉のことが大好きで愛しているからこそ、彼女が『別れる』という選択を気軽に選んだわけではない、全てを覚悟したからこその言動だと分かっていたのでしょう。

 

茉莉が自分を愛してくれていることも分かっている、その上でその選択をした彼女自身が一番つらいと分かっているからこそ…別れ話を受け入れたのではないかな。

 

つまり彼女の旅立ちに未練が残らないように、幸せなまま逝きたい彼女の願いと覚悟が分かるからこそ、かずくんは別れを受け入れたのではないかなと思います。

 

ラストの「頑張ったね」の意味

かずくんが危篤状態の茉莉に何度も「頑張ったね」と言っていたのは、東京組での飲み会の帰りに彼女が「私も頑張るから」と言っていたからではないかなと思います。

 

あの時のかずくんは何を頑張るのか分からなかったでしょうが、交際前の彼女・交際中の彼女・別れ話をする彼女・危篤状態の彼女を見て、よく分かったのでしょう。

 

楽しい日々の裏で誰にも言わず通院・服薬・自宅療養をして、辛くても葛藤があっても何も言わず頑張って…。

 

自分とかずくんのために頑張って別れ話を提案して、別れた後もかずくんともう一度会いたいと思いながらも連絡を取ることはなく、闘病を続けていた。

 

そしていよいよ命が危ないとなった時にも彼女は生きることを諦めなかった、だからこそ何とか一命は取り留めて生き続けていました。

 

そのことを小説を読んで、目の前の彼女を見て分かったからこそ…かずくんは茉莉に何度も何度も頑張ったねと言っていたのではないかな。

 

病気と闘い続けたこと・何も言わずにいたこと・生きるのを諦めなかったこと・今までの嘘・かずくんとのこと全てに…ずっとよく頑張ったねと言っていたのだと思います。

 

茉莉の入院を知らなかった理由

かずくんが茉莉の入院を知らなかったのは、彼女本人が家族や友人に「かずくんだけには伝えないでほしい」と言っていたからではないかなと思います。

 

やっとの想いで別れたから、もう1度会ったら生きたいと苦しむ・彼には幸せになってほしい・幸せなまま別れたい。

 

そんな茉莉の人生の締め方・意思・願いを尊重したからこそ、誰もかずくんへ知らせなかったのではないかなと思います。

 

でもいよいよ茉莉の人生に終わりが近づいていた時、かずくんが『まつり』という名前の店をオープンさせました。

 

そのことを知った沙苗は、かずくん本人に「茉莉が会いたがっている」とは言わないものの、彼女の本音が書かれた小説を渡したのではないかな。

 

大人2人の人生・選択…それを邪魔するようなことはしたくないけど、2人はまだ想い合っている、このままではお互いに悔いが残ると感じたから小説を渡したのでしょう。

 

そしてあとは本人たちの意思に任せると。

 

余命10年が出版されればどちらにしてもかずくんが知ることになる、でもその頃に茉莉が生きている確証がないから…早めに渡したというのもあるでしょうね。

 

茉莉を愛しているからこそ別れを受け入れたかずくん、茉莉を愛しているからこそかずくんは彼女の本音を知ったほうが良いと感じた沙苗。

 

茉莉は「かずくんだけには伝えないでくれ」と言っていたけど、彼女のためにも茉莉の本音を伝えた方が良いと判断したから、かずくんへ余命10年を渡したのだと思います。

 

最後のデートがスキー場な理由

スキー場に行こうと言ったのは茉莉の方で、自分がかずくんと一緒に遊べない・肉体関係に至れない現実を見て、別れを決意するために選んだのではないかなと思います。

 

茉莉は病気のことがあって、基本的に運動はNGでした。

 

もしかしたらかずくんはスノボに行ってみたいようなことを言っていた・関心を示していたけど、茉莉のことを考えてデートで行こうとは言わなかったのでしょう。

 

かずくんはいつも茉莉のことを想って、自分の行きたい場所よりも一緒に楽しめる場所を優先してくれていたのではないかな。

 

だから最後くらいは、かずくんが行きたがっていた場所に行きたいという想いもあったと思います。

 

でも1番は自分はかずくんと一緒に運動できない・彼に気を使わせる・お泊りしても肉体関係に至れない現実を実感して、別れる決意を固めるためだったのではないかな。

 

このままだとかずくんは茉莉のために自分の幸せを犠牲にしてしまう、道が狭まってしまう、かずくんを幸せにできない

 

自分ができない・してあげられないことを改めて見つめ、彼のためにも別れるべきという決意を固めるために茉莉はお泊りスノボを提案したのではないかなと思います。

 

タケルと沙苗が別れた理由

友人カップル/タケルと沙苗が別れたのは、茉莉の最後の小説に全てを注ぎたい・完璧なものにしたいからという沙苗側の希望があったからではないかなと思います。

 

茉莉の生きた証を最高の形で世に出したい、彼女が生きている内に本を出版したい…彼女の書く文が好きだったからこそ、完璧に迅速に本を出したかったのでしょう。

 

そのためには恋人とデートしている時間も連絡を取り合っている時間もないし、我慢させて申し訳ないという感情も抱いているヒマがない…恋愛ができる状態にない

 

今は恋愛よりも仕事を優先したい、茉莉の小説を一刻も早く最高の形で出版したいと思ったからこそ、タケルに別れようと沙苗が提案したのではないかなと思います。

 

でもかずくんの店に二人で一緒に行っていたことを思うと、別に不仲になったわけではないでしょう。

 

タケルも沙苗の気持ちや覚悟を理解して、話し合ったからこそ納得して別れたのだと思います。

 

ラストシーンの意味

茉莉の本と花束を持って、彼女のビデオカメラで昔のように桜を撮る…彼女はもう亡くなっているけど、生きた証は残っているという意味だったのだと思います。

 

本は無事出版されて多くの人の手にとってもらえる、自分にはビデオカメラと…それと一緒に色々なところに出かけた幸せな思い出が残っている。

 

ビデオカメラに残っていたデータは消されていたけど、かずくんの思い出はちゃんと残っている…消すことなんてできるはずがありません。

 

彼女の生きた証はちゃんと世界に残り、自分とかずくんの思い出も幸せなものばかり。

 

彼女のかずくんともう一度会いたいという本音も、生きた意味を残したいという想いもちゃんと叶ったから、茉莉も最期に笑ってくれていたのではないかな。

 

つまりラストシーンには彼女の生きた証・意味がちゃんと世界に、そしてかずくんの中に残されているという意味が込められていたのではないかなと思います。

 

茉莉がビデオを消した理由

茉莉が今までせっせと撮っていたビデオを最期に消していたのは、見ると辛くなるけどつい見てしまうから…未練を残さないように消していたのではないかなと思います。

 

沙苗・タケル・かずくんと遊びに行った思い出、かずくんとのデート、家族との思い出…命の終わりを感じる茉莉には、見ると辛いものばかりだったのでしょう。

 

会いたい、離れたくない、あの時に戻りたい、健康体になりたい。

 

せっかく覚悟を決めて終活してきたのに、動画を見れば見るほど辛くなってしまう…でもついつい見てしまうから、全て削除していたのではないかなと思います。

 

もしくは残された家族・友人が映像を見て、泣かないようにという想いもあったのかもしれませんね。

 

立つ鳥跡を濁さず去ろうとする彼女らしい、悲しまないでほしい・笑顔でいてほしいという彼女なりの最期の願い・終活だったのではないかなと思います。

 

映画『余命10年』の関連作品

 

 

 
今作の原作小説。

ただし今作とはキャラの設定がかなり違っていて、茉莉がコスプレ道に進んでいくストーリーには驚きました。

映画版はどちらかといえば、原作者/小坂流加先生の印象に寄せているというか、より実話寄りなのかな。

 

 

 
原作小説のコミカライズ。

こちらは原作寄りのコミカライズなので、映画版とはかなり設定が違います。

ただ原作に興味はあるけど小説は苦手という方におすすめです。

 

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まとめ

 

最初から分かりきっていた別れの時に悩み苦しみながらも、恋・仕事・人生を生きた主人公の心情が丁寧に描かれた映画で、すごく心動かされる映画でした。

 

原作小説やマンガ版も読みましたが、映画と同じような丁寧な心理描写がありながらも全く違った方向性に行く作品で良かったです。

 

なので切ない恋模様を描いた映画がお好きな方だけでなく、葛藤・絶望などの感情表現が丁寧に描かれている映画がお好きな方にもおすすめしたい映画でした。

 

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